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提督はBarにいる・外伝
提督はBarにいる×放火後ティータイム編・その3
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ま油:大さじ1

・白ネギ:10cm分

・生姜:10g分くらい

・赤パプリカ1/4個

・菊菜:100g

・オイスターソース:大さじ1

・醤油:大さじ1

・酒:大さじ1



 炊き込みピビンパに関しては土鍋かホーローの鍋がオススメだ。炒めた鍋でそのまま炊き上げられるからな。米は研いでザルなどにあけておき、人参を細切りにして、炒め始める前に合わせ調味料を作っておく。

 鍋にごま油を引いて合挽き肉を炒め、粗方火が通ったらもやしと人参を加えて炒める。野菜がしんなりしてきたら洗い米2合を加えて炒め、全体が混ざったら合わせ調味料と水を入れる。調味料と水の合計で400ccになるように計算して入れるように。

 蓋をして、強火にかけて沸騰したら弱火にして13〜15分程炊く。炊き上がったら切るように混ぜて、盛り付ける時に青ネギを散らせば完成だ。



(牛と菊菜のオイスター炒め)

 お次はおかずのオイスター炒め。牛薄切り肉に酒と片栗粉をまぶして揉み込んでおく。赤パプリカ、白ネギ、生姜は細切りにして、菊菜は食べやすい大きさにざく切りにしておく。

 フライパンでごま油を熱したら、白ネギと生姜を炒めて香りを出し、そこに牛肉と赤パプリカを加えて更に炒める。肉に火が通ったら、菊菜を加えて炒める。

 菊菜に火が通ってしんなりしたら、調味料を合わせて回しかける。全体に調味料を絡めたら、味見をして塩などで味を整えて完成。



「へいお待ち、『炊き込みピビンパ』と『牛と菊菜のオイスター炒め』だよ」

「菊菜ってぇのは初めて聞いたな」

「菊菜ってのはまぁ……春菊と大差ねぇよ。春菊と思ってもらって大丈夫だ」

「ふ〜ん……地域で呼び名が違うようなモンか」

 そう言ってにーと提督はオイスター炒めを頬張った。牛肉のしっかりした旨味に、菊菜の爽やかな苦味。そこにオイスターソースのコクが加わって絶妙だ。あきつ丸はピビンパを一口食べて、

「大将殿、生卵を頂けるでありますか?」

 成る程、ピビンパに生卵を絡めたら美味いよなぁそりゃ。

「あ、ずるいぞ!大将、俺にも生卵!」

「はいよ、そんなに焦らんでも出してやるから」

 そんな2人の様子を苦笑いしながら眺め、俺は冷蔵庫から生卵を出してやった。
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