暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる・外伝
提督はBarにいる×放火後ティータイム編・その2
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 さて、料理を教えるのはいいが一体どんな物を教えたら良いだろうか?

「大将殿、出来れば鍋1つで出来るご飯物等を教えてもらえると助かるであります」

 成る程、混ぜご飯や炊き込みご飯ならばその場で食べるもよし、握り飯にして携帯食にするもよし、応用の幅が広い。それに簡単な汁物やおかずが付けば、それだけで豪勢な食事になるだろう。

「よし解った、んじゃあ炊き込みやら雑炊やらその辺を中心に教えてくからな」



《いかなごと菜っ葉の混ぜご飯&ベーコンとアサリの澄まし汁》

(いかなごと菜っ葉の混ぜご飯)

・炊いたご飯:2合

・いかなごの釘煮:80〜100g

・菜っ葉:1/2本分

・白ごま:適量

・塩:少々

(ベーコンとアサリの澄まし汁)

・アサリ:100g

・ベーコン:2枚

・キャベツ:3枚

・水:400cc

・昆布茶:大さじ1

・醤油:小さじ2



 まずは混ぜご飯から。炊き上がったご飯を10分ほど蒸らし、その間に菜っ葉を細かく刻んで軽く塩揉みをして置いておく。菜っ葉は大根の葉でも蕪の葉でも、春先なら菜の花OKだ。(菜の花は塩揉みではなく軽く茹でておく)

 蒸らしが終わったらいかなご、白ごま、塩揉みして水気を搾った菜っ葉を加えてよく混ぜれば完成。



 澄まし汁の方は、ベーコンを細切りにキャベツは食べやすい大きさにカット。水を入れた鍋に昆布茶を溶かして、出汁が沸いてきたらベーコンとキャベツ投入。少し煮立たせてキャベツが柔らかくなって来たら、砂抜きしたアサリを投入。今回は予め砂抜きして凍らせておいた物を突っ込んだ。

「凍らせたアサリを入れたのは何故でありますか?」

「アサリとかの貝類は、殻付きのまま凍らせると旨味も栄養価もアップするんだ。ウチは殆ど、砂抜きしたら冷凍保存してるよ」

 アサリを入れたら暫く煮て、口を開けたら一旦味見。塩、醤油などで味を整えたら完成。

「ホイさ、まずは一品目、『菜っ葉の混ぜご飯』に『アサリの澄まし汁』だ。澄まし汁の方にはお好みで胡椒を散らしてな」

 嬉しそうに茶碗を受け取る2人。程よく温かいご飯を頬張って汁を啜ると、何とも幸せな気分が満ちてくる。

「なんだかホッとする味でありますなぁ……♪」

「こっちの汁も味噌汁じゃねぇが、飯に合うなぁ」

 気に入って貰えたようで何より。お次は大体家にある材料で出来る炊き込みを1つ。

《ツナと人参、しめじの炊き込みご飯》

・米:2合

・ツナ缶:1缶(70g)

・しめじ:1株

・人参:1本

・醤油:大さじ2

・酒:大さじ2

・みりん:大さじ2

・ほんだし:小さじ1強(8g位)



[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ