提督はBarにいる×zero-45編・その4
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「けどな、俺はそんな不安定な存在だからこそ価値があると思ってる。俺に惚れる?結構じゃないか、俺を思い、それが生存本能に繋がってしぶとくなるなら俺は何でも利用するさ」
そう、仲間が沈んであれだけの思いをするのは一度だけで沢山だ。その為なら俺は何と言われようと、あいつ等を沈めずに勝つ為の『仕事』を切実にこなす。それだけだ。……ソースが煮立って来たな、予め茹でておいたショートパスタを鍋に投入し、味の決め手である粒マスタードとコク出しの粉チーズを加えてよく混ぜ、パスタが温まったら盛り付けて完成だ。
「指揮官は使える者は全部使って戦略を立て、勝利を拾うだけよ。料理と一緒さ、何事も下準備が肝心ってな……『キノコのクリームスープパスタ』お待ち!」
そう言いながら俺は完成した料理を2人の前に差し出した。会話しながら作ってたから行程が解りにくかっただろうから、作り方や分量をもう一度書き出しておく。
《マスタードが決め手!キノコのクリームスープパスタ》
・パスタ:100g(種類はお好みだがショートパスタ推奨)
・エリンギ:大1本
・しめじ:1/2パック
・ベーコン:2〜3枚
・ミックスビーンズ(水煮):1袋(100g位)
・バター:20g
・牛乳:300cc
・生クリーム:100cc
・コンソメ顆粒:大さじ1
・塩、胡椒:少々
・粒マスタード:大さじ1
・粉チーズ:お好みで
まずはパスタを茹でておく。スパゲッティでもいいが、ペンネやマカロニ、貝殻型パスタのルマコーニなんかも良いだろう。熱湯に塩を入れて、茹で時間は袋の通りに。
エリンギとしめじは一口大よし少し小さめに刻んで、ベーコンは細切り。ミックスビーンズはよく水気を切っておこう。
鍋にバターを溶かし、ベーコン、ミックスビーンズ、キノコ類を炒めていく。具材に火が通ったら、牛乳、生クリームを加えて塩、胡椒、コンソメで味付け。後から調整が利くように、薄目の味付けでいいぞ。焦げないようによく混ぜながら、茹で上がったパスタを加えて一煮立ち。
粒マスタードと粉チーズを加えて味見。マスタードを加えると味に締まりが出るからな。最後に塩、胡椒で味を整えて盛り付けたら完成。
「成る程、よくわかりました」
「大将は艦娘を料理同様食べちゃってる(意味深)訳だね」
「あ、バカ!」
時雨の強烈な鋭いツッコミが入る。吉野中佐が慌ててフォローしようとするが、俺はそれを制する。
「上手い事言うなぁ。ま、事実だから反論はせんよ」
さて、お次は何を作ろうか。
「ねぇ大将、僕ラザニアが食べたいな」
再び時雨からのリクエストが入る。
「お前さんも何
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