提督はBarにいる×zero-45編・その3
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くないよ?」
時雨が首を傾げている。
「あぁ、そりゃ牛乳や生クリームを使ってねぇからな。牛乳使ったあのクリーミーなカルボナーラは、日本人の魔改造の結果だ」
昔は卵とチーズだけの濃厚すぎる味が受け入れられなかった為に、牛乳等でまろやかな味に仕上げたらしい。しかし今のご時世、こっちの本格的なソースの方がウケがいい。
「そうなんだ、じゃあこっちが本場のカルボナーラの味なんだね」
「まぁ、それに近い物とは言えるかな」
「ねぇねぇマスター」
「ん?なんだい」
カルボナーラをペロリと平らげた時雨が此方に声をかけてきた。
「和風のパスタも作れるのかな?」
「そりゃあね。レパートリーにあるよ」
さっきのカルボナーラの話もそうだが、日本人は他国の料理を自分達好みにアレンジするのが大得意だ。その変化は最早アレンジの域を超え、魔改造と呼べるレベルだ。
「じゃあ、たらこや明太子を使わない和風パスタが食べたいな」
おっと、定番のたらこ・明太子を使わない和風パスタか。時雨の眼を見ると、少し悪戯っぽい笑みが浮かんでいるように見える……成る程、俺への挑戦状ってトコか。
「任せなさい、たらこを使わない和風パスタ、3連発だ」
《混ぜるだけ!納豆パスタ》
・スパゲッティ:100g
・長ネギ:5cm分
・納豆:1パック
・味噌:小さじ1
・めんつゆ:大さじ1〜
・オリーブオイル:小さじ1
・刻み海苔:適量
まずはパスタを茹でる為のお湯を沸かす。その間に長ネギを微塵切りにし、納豆、味噌、めんつゆ、納豆のタレと一緒にして混ぜておく。めんつゆで味の濃さを調整するので量はお好みで。わさびか辛子を少々入れてもピリッとして美味いぞ。
お湯が沸騰したら塩を入れ、パスタを時間通りに茹でる。茹で上がったらオリーブオイルを回しかけて全体に馴染ませる。
パスタと納豆を和えて盛り付け、仕上げに刻み海苔を散らせば完成だ。
《さっぱり!梅ささみパスタ》
・パスタ:100g
・鶏ささみ:2本
・梅干し:3個
・大葉:適量
・めんつゆ:大さじ1
・オリーブオイル:大さじ1
・ほんだし(カツオ顆粒だし):小さじ1/2
・白ごま:適量
パスタを茹でるお湯を沸かしつつ、材料の下準備。ささみはレンジでチンして熱を通し、食べやすい大きさにほぐしていく。臭みが気になるなら酒を振ってチンしよう。茹でてもいいんだが、茹でるとお湯にささみの水気が逃げ出してパサつき易くなるのでレンジでチンした方がいいぞ。
梅干しの種を取り除き、包丁で梅肉を叩いてペースト状にする。大葉は細切りに。
お湯
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