提督はBarにいる×zero-45編・その2
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ている。料理はメニューが無ぇけど、ある材料でなら何でも作るってのが俺のポリシーだ……さてさてお二方、ご注文は?」
「じゃあ、飲み物は……ドクターペッパーを」
「僕はサスケがいいな」
青葉の下調べ通りの注文だが、さて困った。個人的にドクターペッパーは好物なので仕入れてはいるのだが、流石に生産を中止しているサスケは仕入れようが無い。
「ドクペはあるがサスケがなぁ……」
「あ、大丈夫だよ。持ってきてるから」
そう言いながら時雨はスカートに付いていたポケットに手を突っ込むと、ズルリと引きずり出したのは昔懐かしいサスケの缶。ポケットの構造についてはどこぞの青狸が脳裏をよぎったが、それは今はどうでもいい。問題は生産中止したハズのサスケが何故ここにあるか?だ。聞けば特務二課と関わりが深い明石が個人的に生産しているらしい。色々とツッコミを入れたい所だが、放っておこう。
「さてと……吉野中佐、パスタは好きかな?」
「え?えぇまぁ。簡単だし後片付けも楽なんで」
ビンゴ。これも青葉の下調べ通り。吉野中佐は天涯孤独の身であり、自炊生活も長い。必然的にご飯物よりも麺類の方が手軽なので好んで食べているとの情報に狂いは無かった。
「実はな……こっちの手違いでパスタを仕入れ過ぎちまってよ。消費するのを手伝ってくれると有り難いんだが?」
「まぁ、別段嫌いでも無いからいいですよ。…なぁ時雨?」
「うん、僕も構わないよ」
「そうかそうか、そりゃ助かる」
さてと、じゃあ早速作っていこうかね。
まずは定番のナポリタン……をちょっとアレンジ。某戦車アニメの劇場版にも登場した名古屋メシ、『鉄板ナポリタン』を作ってみようと思う。
《アンツィオもビックリ?鉄板ナポリタン》※分量2人前
・ウィンナー:4本
・玉ねぎ:1個
・ピーマン:2個
・マッシュルーム:6個
・パスタ(スパゲッティでもショートパスタでも)
・卵:4個
・牛乳:大さじ1/2
・塩、胡椒:適量
・ケチャップ:適量(たっぷりの方が美味いぞ!)
・めんつゆ:大さじ1〜2
さて、作っていこう。ウィンナーは好きな厚みになるように斜め切り、玉ねぎとマッシュルームはスライス、ピーマンは半分に割って種とワタを取り除いて横向きにカット。パスタは具材に合わせて茹で時間を計算して茹で始めよう。
まずはフライパンに油を軽く引き、ウィンナーを炒める。ウィンナーに焼き目が付いて脂も程よく抜けたら、一旦取り出して野菜を炒める。野菜がしんなりしてきたら軽く塩、胡椒で味を整え、ウィンナーを戻す。炒め合わせたらケチャップを入れ、隠し味のめんつゆを鍋肌を沿わせるように投入。瞬間に
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