暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第二章 Lost Heros
祭り with 管理者
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「庭に出たぞーー!!」

「恭介!!段差設置完了だ!!」

「はいはい!!料理も運んだわよ!!こなた!!」

「ま、待ってよかがみん。料理できなかったからってなんでそんな運ぶの張り切って・・・」

「キョン、古泉君!シートしきなさい!!でっかいの!!」

「さ、そこな幼女と少女たちはこっちに。おねーさんが着付けをしてあげよう(ハァハァ)」

「姐御ー。目付き、目付きやばいっすよー」

「来ケ谷さんだと心配なので、私が見ましょう。能美さん、手伝ってください」

「らじゃーなのですっ」





こうして外に出てきた一同。
もはや雛祭りというよりただの宴になってきているのは、気のせいではないはずだ。

そして、男連中は完成した雛段の飾りつけと同時に、並び順を考えていた。



「雛段完成!!したことだし、さあ、みんな乗るぞ!!」

「おう!!」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・・なあ」

「ん?」

「どういう配置だったっけ?」




「「「「あ」」」」


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結局、着付けを終わらせて、来ケ谷の暴走も抑えつけられたので、美魚を呼び戻してその順番を聞いた。




「まず、一番下の段に、仕丁(しちょう)という従者が三人並びます」

「よし、ちょうどいいし、俺らライダーで座るか」

「おい!まさか変身してじゃないだろうな!」

「いや蓮、そこは普通にだろう。変身してからじゃ和服着こめないし」

「え?しないんですか?変身」

「津上さん・・・・いいからそのオルタリング(ベルト)ひっこめてください」






「で、次の段に右大臣と左大臣の二人です」

「あれ?二人だけ?」

「間に柏餅と雛あられを置くんですよ」

「じゃあ・・・・謙吾と真人で」

「筋肉大臣じゃねーのか・・・・」

「オレはロマンティック大統領だ」

「そこ、文句言ってるともう遊ばないよ?」


「「全力で承った!」」


「理樹、鬼だな」

「鈴のためなら何にでも」








「それから、次に五人囃子、そしてもう一つ次に三人官女です」

「五人囃子って、楽器だよな?」

「太鼓、大鼓(おおつづみ)小鼓(こづつみ)、笛、(うたい)ですね」

「どうせならできる奴を呼びたいね」

「でもいないだろ。響鬼さんの太鼓くらいしか思い浮かばないし」

「じゃあ、この場にいる
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