第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
the days 〜必ず救う・必ず食う〜
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、こうなってしまえば勝ちのはずだ。
だが・・・・だったらなぜ・・・・・・・
この悪寒はおさまってくれないんだ?
蒔風が消えゆく「奴」をずっと見据える。
しっかりと消えるまで安心できないという思いがあったのだろう。
が、その目に、信じられない物が映る。
「消える・・・・へ・・・これで終わり・・・・とか思ってんじゃないだろうなァ?」
笑った。
笑ったのだ。
いつもWORLD LINKをくらい、憎悪を叫ぶ「奴」が、この状況で笑ったのだ。
その事実は、あまりにも不気味。
この男は、ハッタリなどしない男だ。
何かある、と言った以上、そこには必ず何かがある。
「終わらねぇよォ・・・・まだ終わらねェ・・・・この世界で終わらせるって決めてきたんだ・・・・・」
もはや下半身と両腕の消えた「奴」が、まるで勝利を確信したかのようにニヤリと嗤う。
「このまま終わっちゃ、そろそろマンネリだって思わないか?」
「な!?」
「奴」が、それを始めた。
周囲が歪み、世界が揺れる。
捕食者、いまだに諦めず。
to be continued
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