陽だまりのダークナイト
魔術結社×朱乃の過去
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まあそんな事もあったが、俺達は地下室にあるプール場のプールサイドに設けてるテーブル席で会話を続けていた。昔話をしながらグレモリー眷属らが来たので、折角ならばと思い全員でここを訪れる。
水着はこちらで用意済みとなり、好きなのを選べと言ってある。時期的に冬なので自動的に温水だ。魔法少女のオーディションについてだけど、蒼い翼本社での仕事はいいのか?と心配してくるゼノヴィアだが心配無用。今は副社長がやってるし、現在吸血鬼に関してケリが付いたら仕事をする予定。
「母様経由ですが、蒼い翼本社には優秀な社長秘書が居るので問題ないと」
「朱璃さんも含めてだが、とても優秀な秘書として育てた甲斐があった」
「水着もここにある物ですし、泳ぐも良し話し合うも良い場所ですね」
「一真さんに水着姿を見せるのは初めてとなりますが問題ないでしょう」
俺や男性陣は皆トランクスタイプ、レイヴェルは泳がないので水着の上にTシャツを着ている。スタイルの良い体をしているし、鍛錬の賜物によりスッキリしてる。朱乃と黒歌とジャンヌは相変わらず布面積が少ないセクシーな水着だし、シークヴァイラはビキニタイプで、ソーナとアーシアと白音とルフェイは柄の可愛いワンピースタイプの水着。死神っ娘のベンニーアは水着に着替えずにいた。
「家族以外の男性に水着姿を見せるのは、今回が初です。プール開きの時はまだ一真さんと婚約者ではなかったので」
「同じく私もそうだし、あの時は夏終わってたものね〜イリナは?」
「あっちで勝負してるよ。最も日頃の鍛錬による賜物なのか、今まで勝てなかったのに本気で出せるのか何時もより調子良いぞ」
「今までだと力をセーブしてたんだと思います。今でこそ力を発揮できるのは、一真さんが許可有りならば尚更です」
《あっしはここが一番落ち着くんですぜ》
「そうかい。まあ広すぎて落ち着けないと言う気持ちは分かるぜ」
テーブルの下に潜ってたけど、俺らの足元でお茶を飲んでるが変わった子にしか見えんな。でだ、今この百メートルもある地下プールで泳いでいるのは悪魔に転生した元剣士ゼノヴィアと天使に転生してハイブリッドとして黒神入りしたイリナ。
「いくらハイブリッドになったとしてもだ、イリナだけには負けられん!」
「そうかしら。速度が落ちてきているのは私の気の所為?ゼノヴィアには負けられない力を持ってるから本気出して良い?『しょうがないから許可する』やった」
「どちらも負けないで下さーい!」
俺達がテーブル席に居る頃には泳いでいて、二人共競泳水着だけどイリナだけは速度が上がる水着を着ている。レーザー・レーサーと言うのをね、一見どちらも息が上がってないが転生悪魔と転生天使兼ハイブリッドでは勝てないはず。
例え分かってたと
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