陽だまりのダークナイト
魔術結社×朱乃の過去
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でも言おうか。まさかこの付近に居たとは思わなかったが、この結界内に居た事で我ら達でさえ欺くとは。相当な術者が張ったようだが、朱乃を視認出来たら楽に入れた」
「だがここは死守させてもらうぞ、姫島の者であるならば我が妻と娘を守るのが夫の務め」
初老の男性は姫島家で、修験者らが言った事は事実でありながら私も理解していた。初老の男性はお母様の大叔父に当たる人物で、当時は知らなかったが後々知った事ですけど、姫島は古くより日本の神道に身を置く一族。今いる神社も由緒ある実家として任されておりました。その大元に属するのがこの大叔父。
「姫島の汚点を我々が摘まなければならぬ。黒き天使よ、そこをどけ!さもないと貴様も排除する」
「そんな事はさせぬ。それにこの神社は、グレモリー家の管轄に入っている。我々を排除しようとすれば、グレモリー家の者が来るぞ!」
姫島の汚点。彼らにとって、堕天使に姫島の娘を奪われて手籠めにされた。と言う事になっており、私は産み落とされた忌み子として認知されてた。姫島は由緒正しい神道の一族。それ故、異形の者と種を交える事など在り得ぬ事。もし仕える日本の神にその事を知らると、どのようなペナルティを科せられるか。姫島の誓いと潔癖さは絶対であり、その結果が襲撃だ。
一度目はお父様が居たから何とかなったけど、二度目は危うくお母様を失う所だったのを当時の一誠さんであり織斑一真さんだと知った。ちなみに一誠さんと出会った事と言う記憶は私とリアスが駒王学園に入っても封印が解かれる事はなかった。一誠さんと出会い、リアスは自動的に知り私はここでね。二度と襲撃されないと思ったら、今度は姫島家の者達が現れた。
「ちっ。既にここはグレモリー家の管轄となっていたか。だが黒い翼を持つ者と交わり生まれた子は排除せなねばならぬ!」
「何度も言わせるな!私の家族に触れてみろ、雷光により徹底的に排除してやる!喰らえ!」
「破ッ!」
と言いながらお父様は雷光で修験者達に攻撃をした。姫島の修験者達に当たりそうになった時に大叔父が叫び、強い霊力を出して防いでみせた。お父様の雷光は強力だし、想像以上のパワーだったのか本気を出そうとする大叔父。修験者は構え直した。
「こ、これが雷光バラキエルの力!」
「早めに片付けなければ我々もやられてしまうぞ!」
「待てや!」
修験者の錫杖がお父様に向けられた瞬間に声が聞こえたが、この声はもしかしてとすると修験者達が何時の間にか倒れていた。大叔父が確認しようと進むと剣相手に錫杖で相手してた事により、大叔父よりも強者だと確認して修験者達を集結させる。大叔父とお父様の間に立っていた男性は、一年半前に会った織斑一真さん。
「貴様は何者だ?」
「俺の名は織斑一真。蒼い翼本社社長をして
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