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暁ラブライブ!アンソロジー〜ご注文は愛の重たい女の子ですか?〜
雛鳥のヤンデレほど困ったものはない 【ありのままのぎーの】
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れたら鼻血ふくレベル。

助けてくれぇ誰かぁ。何が悲しくてこんなことを俺はしているんだぁぁぁ…。

仕方ない…。究極奥義にでるとするか。

「アーーーボクヨウジオモイダシターーー!!」

「え!?」

「ト、イウワケデ、アデュー!!」

「あ、ちょっとぉ!!」

これこそ困った時の究極奥義!『逃走』!!

フーハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!これぞ俺の究極奥義!使えば使うほど進化していく例のアレだ!

それじゃあなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁことりちゃぁぁぁぁぁん!可愛かったぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

ただ、そのヤンデレは治した方がいいよ!!うん!それだけ治そうか!!













「…あーあ、逃げちゃったか」

私はふぅ、とため息をつくと、天を仰ぐような仕草をとって、今日あったあの人のことを思い出した。

「ことり、あの人のこと好きになっちゃったかもしれないけど、流石にあれはやりすぎたかなぁ…?」

偶然とはいえ、私が不注意で飛ばしてしまった服を取ってくれ、そしてこれはなんだとかいうことを言わないですぐ渡してくれた。

顔もかっこいいし、あの人を正直言うと私のものにしたかった。だから、妄想系統のヤンデレを演じて、なんとか手に入れようとしたんだけど…ダメだったみたい。

「あーあ…また会えるかなぁ…」

もちろん、その言葉にはただ単純にまた会いたいということもあるんだけど、もう一つ、私は言いたいことがあった。

「…ありがとうって、言えなかった…」

それが私にとって何より苦痛だった。言ってみれば衣装の命の恩人。なのに、お礼を言えなかったことは心残りとなって私の中に残った。

……また会えないかなぁ。

私は、そう思いながら、星が輝き出した夕暮れの空を見上げた。

……ふふ。私、絶対あなたの事忘れませんよ?だって、ことりが、初めて好きになった人だから……?

ちなみに、後に私がμ'sで伝説に登りつめた時に、実は彼は密かにことり推しとして、最後のライブに来ていたとか……。そして、私とライブの後付き合ったけれど、ヤンデレの演技は、まだ続いている……。それは私たちの内緒ということで?






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