108部分:鏡を持つ少女その三
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かった。だが彼等は先の聖戦で滅亡した筈だった。
「そうか、生き残っていたか。信じられぬが」
イシュトーは今にも動き出しそうな像を見上げながら呻く様に言った。
「ではペルルーク城の得体の知れぬ連中も村で私が倒した奇妙な魔法を使う者達も・・・・・・」
彼の言葉に対しサラは黙って頷いた。
「しかし何故だ!?生き残っていたとしても最早世には出られぬ者達、それがなぜこのミレトスを支配しているのだ!?」
「それは・・・・・・」
サラが言おうとしたその時礼拝堂に誰か入って来る気配がした。
「むっ!?」
「隠れましょう」
イシュトー達は暗黒竜の像の裏に隠れた。そっと覗いてみると老人と女が入ってきた。
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