episode3 神に穿つ聖なる槍
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
さい」
そうキャスターは言った。
断るに決まってるんだが俺の意識がだんだん沈んでいく。
最初からこちらの意見は関係なかったみたいだ。バーサーカー共々、駒にするためだな。
そこでアイシスの意識は途切れた。
「次は……そうね。しばらくは準備に時間がかかるわ。ランサーとアサシン、そしてライダー、アーチャーはどうしましょうか」
???
「……気味が悪いところのう」
バーサーカーがボソリと呟くがアイシスもキャスターも何も言わなかった。アイシスはもうすでにキャスターの手の中。吾もアイシスのサーヴァントである以上従うしかない。あの後はすぐここへと吾共々転移させられた
「あなたはここで待ってなさい、バーサーカー。分かってるとは思うけど変な真似はしないでね……ああ、物に当たるくらいなら許して上げるわよ」
不気味な笑顔をして中に入っていた。気に食わんな。
キャスターに言われたので剣で周りは切りまくっとこう。せめての足掻きだ。
剥製から置物までなんでも切りつけて、笑いながらバーサーカーは呟いた
「……吾はこのまま黙ってるつもりは無いがな」
エクル邸
夜が明けてセイバーは階段を降りていく。降りたすぐ先にリビングがありテレビが付いていた。
なんでもどっかの場所で爆発があったとかなんとか。
周りを見渡してもエクルが見つからない。
それにしても昨日の夢の黒服も気になるが……実験体1号ね……
「セイバー、起きたのか」
声の方へ顔を向けるとエクルがいた。手には朝食を持っていた。
ちょうど起こしに行こうと思ってたんだといいながらオレが座っていたイスの向かいの椅子に座る。朝食はパンと玉子焼き。
「セイバー、これからの事だがキャスターをどうにかしないといけないんだが正直、セイバーと相性が悪すぎる。何があったか覚えてるか?」
宝具を撃とうとした後は何もと言って首を横にふる。
キャスターは黒から白まで魔術に精通してるし禁呪だって知ってる。魔術だけで言えば花の魔術師にも匹敵するかもしれない。
まあ花の魔術師って言っても分からないだろうが。
わからんなとエクルは答えた。まあ誰でもいいと言葉を続けエクルがセイバーにある提案した
「キャスターとは俺がやるからランサーをどうにかしよう。真名までは分からんがマスターと場所は分かった。エルメロイが調べてくれた」
あいつも役に立つんだなと心の中で呟いた。マスターの友人だ。変な事言って怒らせるのはめんどくさい。それよりも
「キャスターは俺がやるとはどういうことだよ。サーヴァントに魔術師が叶うわけないだろ、たとえエクルが優秀な魔術師だとしても……」
セイバーが言い切る前にエクルが言葉を遮り俺にはこの剣があるから大丈夫と言う
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ