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サトシ:「ここは右だろ!」
ヒカリ:「左よ左!」
ヒロシ:「ジャンケンにしようよ」
サトシ:「ここは右だって!こーゆー時は
男の直感の方向いてるってテレビで
やってたぜ!」
ヒカリ:「いーえ、左よ!だって
左から若干風が吹いてるもの!
風が吹いてる方向は奥に繋がってるって
テレビでやってたわ!」
サトシ:「風なんて吹いてないだろ!」
ヒカリ:「吹ーいーてーまーすー!」
ヒロシ(おかしいな、、壁の横で
こんな綺麗に分かれ道があるなんて、、)
サトシ:「ヒロシとコジロウだって
そう思うだろ?、、コジロウっ、
王冠眺めてないで意見言ってくれよっ」
コジロウ:「え?、、あぁ、右かな?」
ヒカリ:「でも本当は?」
コジロウ:「左(good)」
サトシ:「どっちだよっ」
ヒロシ:「ねぇっ、ちょっといいかな?」
ヒロシが介入して入ったした。
サトシ:「ヒロシは右だよな?」
ヒカリ:「左よ左っ。サトシと並ぶ時
必ず左に居るじゃないっ」
ヒロシ:「右か左かって言うよりも、、
多分、どっちも正解だと思うんだ」
サトシ:「え?」
ヒカリ:「え?」
ヒロシ:「斜面で続いていた道と、
この石で出来た壁、そして
そのわきにある2つの道からして、
多分2つの道は向こうの同じ方向から来た
ポケモン達が途中で岩を見つけて、それぞれが
この岩を避けて作った道だと思うんだ」
コジロウ:「同じ方向から来たポケモンが
二手に分かれて来たって事か?」
ヒロシ:「うんっ、、。だってほら、
今来た道より幅が少し小さくなってるだろ?
多分、この穴はディグダとダグトリオが
集団で移動したときに出来た道で、
ここで合流したんだよっ。ディグダ達の
集団移動に似た道の作りだからさっ」
サトシ:「なるほどっ」
ヒロシ:「ただ、問題はその奥。
ディグダ達の作った道の他に、新しい
道があるかも知れない。こんな高さの
道からして、ディグダは上下左右で
移動したんだ」
コジロウ:「上下左右で?」
ヒロシ:「うん、、、もしかしたら、
何かから逃げるように掘り進んだのかも
知れない、、」
三人:「!」
コジロウ:「逃げるって、、何からだよ?」
ヒロシ:「分からない、、けど、
この道はポケモンが作った道だって
言うのは本当だよっ。とにかく進んでみようよ」
サトシ:「そうだな!」
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