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洞窟内にて
サトシ達はそれぞれ懐中電灯を持ち
斜め下に続く洞窟内を進んだ。
コジロウ：「見た所、ずっと斜面が続いてるな」
洞窟の中は高さ2.5mほどあり、歩く際には
さほど支障はなかった。
ヒロシ：「もしかしたら、この斜面は
ポケモン達が進んで出来たのかも知れないねっ」
ヒカリ：「ポケモンが居た時の道かーっ。
初めての場所だけど、洞窟の中って
懐かしく感じるなーっ♪」
サトシ：「この先、何かあんのかな？」
ヒロシ：「わからないけど、
進んでみるしかないよっ」
コジロウ：「ポケモンが進んだ
ただの洞窟か、それとも”何かの秘密”が
あるかだなっ」
サトシは横目にコジロウを見て発言を聞き、
一つ思い出した。
サトシ：「、、、そう言えばさっ」
ヒロシ：「ん？」
ヒカリ：「なに？」
サトシ：「、、いや、やっぱりいいやっ」
サトシは、昨日リビングで頭をよぎった
映像の事や、奇妙な夢の話を
しようとしたが、自分の気にしすぎだと思い
言うのをやめた。
コジロウ：「なんだよジャリボーイっ。
そこまで言ったんだったら教えろよっ」
ヒカリ：「そうよサトシっ、
途中でやめるなんてずるいわっ！」
ヒロシ：「、、、」
ヒロシ（サトシ、、もしかして昨夜の、、）
ヒロシは昨夜の、リビングにいたサトシの
様子が気になっていた。
ヒカリ：「教えなさいっ！」
サトシ：「いやだーっ」
ヒカリ：「教えなさいってばっ！」
ビシビシッ（戯れ）
サトシ：「なんだなんだっ！」
その後四人が進んで行くと途中で壁があり
壁の横で少し幅が狭い分かれ道になっていた。
サトシ：「分かれ道だ！」
コジロウ：「どうする？」
ヒカリ：「二手に分かれる？」
ヒロシ：「うーん、、」
ヒロシ（二手に分かれるか？、、でも、
中が分からない以上、バラバラに行くのは
危険な気がするし、、）
ヒロシは悩んだ。
すると、、、
ピピッ（無線機）
サトシ達の無線機が反応した。
カツラ（無線機）：「皆、無事かの？」
ヒカリ：「カツラさん！」
カツラ：「待っているのも暇じゃっ。
今なにしとるんじゃ？」
ヒロシ：「今、洞窟内に居るんですけど
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