44珍走団
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栞の教室。
「あら、美坂さん、お噂は聞きましてよ。貴方恋人をお姉さんに取られたんじゃなくて、お姉さんの幼なじみで初恋の相手を、お姉さんから取り上げたんですって?」
「はぁ?」
月宮真琴の取り巻き連中から後輩に指令が飛び、サディスト女達から栞へのイジメが開始されようとしていた。
「その上、今日はレズで有名な倉田さんの妹ですって? 貴方も下半身がだら、ぐうっ!」
佐祐理お姉さまへの罵倒が始まった時、全部聞き終える前に、栞は名前も知らない同級生の首を、左手一本で掴んで持ち上げ、軽く腹パンを入れてやった。
「え? 何か言った、後輩ちゃん? もう一度言ってみて?」
見る見る顔が紫色になり、呼吸も血行も止められた女は、抵抗も虚しく釣り上げられたまま失禁して、腹パンで脱糞、吐瀉物を出せずに飲み込んで昏倒した。
「何してんのアンタっ!」
「やめてっ!」
リーダー格の女の取り巻き数人が栞の手を解こうとしたが手遅れで、排便ゲロ女は、その場に投げ捨てられた。
「うわっ、きったな〜い、何、この子? いきなりお漏らし?」
「テメエっ、ふざけんじゃないぞっ、病原菌の分際っ、がはっ!」
栞に対してNGワードを言ってしまった女は、マジ殴りを受けて吹っ飛ばされ、教卓を背中で破壊して倒れた。
「「「「「キャーーーーーーー!」」」」」」
「次、誰だ?」
栞はサディストの女達を順番に殴り倒し、全員破壊してから自分の席に着席した。
「そいつら片付けようとしたら、窓から投げ落とす」
一般生徒が心配して近付いたが、栞の言葉で固まり、ゆっくり下がって全員が手を引いた。
(栞ちゃん、撲殺しちゃダメだって約束したじゃないか?)
「テヘッ、また殺っちゃった。ゴメ〜ン、天使クン」
どこかの撲殺天使と桜君のような会話をしながら、栞を監視している天使の人形の一部が死体を片付け、クラスの全員の記憶から死人の記憶を消そうとしたが、人数も多くて他にも教師や親もいて面倒なので、魂と命が無くなった死体を修復して、栞の下僕として使うことにした。
(オマエラは今日から栞ちゃんの奴隷だ、毎日援交でもして上納金を上げろ、逆らったらすぐ死体に戻してやる)
「「「「「はい……」」」」」
秋子の下僕と違うのは、自分から志願して死の床から起き上がり、子供のために生き残ったような女達では無い所であった。
(まあ、サービスに毎月の生理も止めてやる。便秘もナシだ)
「「「「「ありがとうございます……」」」」」
その一部始終を見せられたクラスメイトは恐怖に震え、栞と会話している見えない何かの強大な力にも恐怖した。
(まあ、クラスの皆は記憶を消してあげるよ、最終兵器と一緒に授業受けてると怖いだろうしね?)
その言葉で、人体の機能によって記憶が書き換えられ、今朝の記憶を
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