42舞の全身集合
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一の深い部分まで読み取る事ができた。
「佐祐理さんの極上の肌とは比べ物にならないって思ったよね? 食べてるものが違うから庶民の女とか雑種じゃダメだって思ったよね?」
「思ってませんよ」
思考を読み取っている女が何かハーハー言いながら興奮し、怒っているのでだんだん気弱になり、敬語が入る。
「舞さんは実の姉だから、近親相姦で興奮したし、後ろから栗と栗鼠を入れられて前立腺を開発されて即落ちしたのも気持ちよかったって思ったよね? ね? ね? ね?」
「そのようなことは決して」
「そっ、それに「真琴の足首の細さって私の手首ぐらいで、私のふくらはぎより、真琴の太ももの方が細い」って思ったでしょっ、悔しい〜〜っ!」
「うぐぅっ」
昨日まで死んだような目をしていた少女は、今は祐一の首に手を回してグイグイ締め上げるような、元気はつらつ?な少女に変身していた。
「その上、「秋子さんの方が体中柔らかくって、良い香りがして」それに、それに… 「胸が倍、体積比にして4倍はある」ってどう言う事よ〜〜〜〜っ!」
「…………(呼吸不能)」
現在、美汐が体部門で勝てるのは、病弱で「胸部」と身長の発育が悪かった栞と、健康大盛り名雪ちゃんだけらしい。
そこで、部屋の隅の方で貞子みたいな感じで佇んでいた学生服姿の栞さんが近寄り、ジャイアントロボみたいな腕力で美汐を引き剥がそうとした。
「祐一さんを離せ」
目覚ましの声なんかも一番聞かれてはイケナイ人物に聞かれてしまい、朝なのに闇堕ちしたままの黒い表情で睨んでいる栞さん。
祐一を救うために動いているのではなく、また裸の女と同衾している恋人を、自分の手でストマッククローを二人に叩き込んで処刑するつもりの悪鬼羅刹に気付いて、隣の部屋の佐祐理お姉ちゃんが起きて、固有結界を展開してくれないか期待した。
「電術」
栞の気配など、目を覚ます前から気付いていたのか、後ろも見ず栞の腕を掴んで神経にだけ電気を叩き込んだ美汐。
スタンガンにヤラれたような栞は動きを止められ、起き上がった美汐は栞のこめかみに両側から指を叩き込んだ。
『ズレソデタヘミサコヅ、ラキグフェタクデヘニト。もうお前はゆうくんに暴力を振るえない、お前は一生相沢様の下僕だ』
流派が違うのか、日本語の月宮家とは違い、謎の呪文で栞を操る美汐。
魔物の腕力と素早さで押さえられ、術に対しては全く耐性が無い栞は、あっという間に支配され、その場に座り込んだ。
「あの、美汐さん? 今何をなさいましたか?」
病んだまま戦闘態勢に入ったみーちゃんの目や戦闘能力が怖すぎて、敬語のまま聞いてしまう祐一クン。
「うふっ、この子ゆうくんに乱暴ばかりしてたよね、だから頭の中を書き換えてやったの、いいでしょ?」
天使の人形が起きていれば、妖狐の力で安全に下
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