3,カナとギルダーツ
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、カナもその一人だから解る。
「だから、言える内に言っていた方が良い。自分の様な事にならないとも限らない」
「そんな不吉な事言わないでよ!?」
「‥‥そうだな、すまない」
二人の間に沈黙が漂う、カナは耐えきれずに話し掛けようとした際にスカーが言い出す。
「そうだカナ、お前S級魔導士になれ」
「へ?」
突然の事でカナはきょとんとした。スカーはそんな事お構いなしに言う。
「S級魔導士になればギルダーツと同じ立場だ、話しやすい筈、目標としては丁度いい位だ」
カナは思う、確かにs級魔導士なら話しやすいし、一緒にクエストに行けるかもしれない。更に自分の娘だと言っても信じて貰えるかもしれない。そう考えると確かにs級魔導士は丁度いい目標になる。そう考えた。
「そうだね、よぉ〜し、やるぞ!」
カナはs級魔導士になる事を決めた、この時、カナがギルダーツに思いを伝えるのに十年もかかるとはスカーは知りもしなかった。
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