102部分:それぞれの思惑その五
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一同ピタリ、と口や手を止めた。
「ミーシャさんとかアマルダさんみたいな大人の人以外は皆五十歩百歩でしょ」
「うっ・・・・・・」
「アマルダさんにしてもイリオスさんと同じ位だし他の人達も大体そんなに変わらないでしょ」
「そういえば話す時顔を上げる事が多いような」
当のアマルダがボソッ、と言った。
「うちの親父なんかあたしの二倍位はあるしねえ」
タニアが腕を組み眉をしかめながら言った。
「この前パーンさんに頭の天辺をポンポンと手の平で押されたのよ」
ディジーがムスッとして言った。
「レスターの奴いつもあたしをチビチビッて言うのよね。頭きちゃうわ」
「あんたがからかうからでしょ」
パティにラーラが突っ込みを入れた。
「大体パティって本当に小さいもん。あたし達の仲で一番小さいんじゃない?」
「そっかなあ〜〜、自分じゃそう思わないけど」
フィーの言葉に返した。
「牛乳飲んでみる?」
「駄目駄目、あんなの嘘っぱちよ」
エダにリンダが言った。何やら過去があるようだ。
「厚底に靴なんかはどうでしょう?」
「う〜〜ん、ぐねると痛そう」
リノアンの提案にリーンが首を傾げた。
「イシュタル王女が履いてたけどね」
カリンがその名を出した時だった。
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