精神の奥底
65 自責と自責
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
に、前に出て間合いを取る。
間違いなく話し合いは通用しない。
戦わなければ、こちらの命が危険に晒されることになる。
「クソ……」
悪意は消えていなかった。
いくら街が変わろうと人がいる限り、その悪意は消えることはない。
平和になったように見えたところで、それは紛い物の平和に過ぎない。
悪意を持つ者がいなくなったとしても、また別の人間の中で悪意は生まれ育つ。
悪意は常に爪を研ぎながら、こちらの隙を伺っていたのである。
そして遂にそれは長い沈黙を破り、白昼にその身を晒した。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ