2,妖精の尻尾
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いく。何が始まるのかと胸を膨らませるマカロフ。
穏やかな海は次第に荒く波を立てる。いよいよだと身構えると今度は地面が揺れ出し、深海から眩い光が漏れ始めた。
そして気付いた時には膨大な魔力の柱が海底から空へと昇っていた。
余りにも膨大で巨大な魔力の柱をマカロフは黙って見上げていた。柱はしばらくすると消え、海面はそこまで大穴を開けているその中心に彼は居た。
「これで良かったか?」
すました顔で底から問う彼をマカロフは笑って答える。
「良い、見事じゃ」
「それは良かった」
「スカー・フォールよ、これからよろしく頼むぞ」
「勿論だ」
こうして、スカー・フォールは妖精の尻尾の一員となった。
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