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KANON 終わらない悪夢
38祐一と天使の人形、究極合体合身ゴー
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たつもりだったが、あゆの霊体と魂は正直だったので首が何度も縦に動いた。
「えっ? あれっ? どうして?」
 秋子と同じで欲しくて欲しくて堪らない物が目の前にあり、それに近づいて自分の手が伸びて行く。
「やっ、どうして? なんで?」
『欲しかったんだろ? 美汐や秋子さんみたいに、体の中身をコレと同じ形にしてやるよ』
「あっ、ああ〜〜〜〜〜っ!」
 ついさっき、真琴の体のまま差し込まれたものとは全然違い、熱く焼けた鉄棒のような物をブチ込まれ、自分の体?では初体験なのに、一気に絶頂に叩きこまれて卒倒しそうになる。
「ああっ、こんな気持ちいいなんてっ、どうしてっ? どうして〜〜っ」
 脳の中までかき混ぜられ、打ち込まれる度に達し、ドーブツのような喘ぎ声で鳴き、力を流し込まれると穢れていた霊体も何もかも浄化され、元のあゆに戻って行った。
「いいっ、いいっ、ああああ〜〜〜〜っ!」
 精神年齢十歳で、あゆを見ても発情しなかった天使の人形だが、十七歳の体になって、天野家の丸薬で鼻血が出そうなぐらいにいきり立っているので、目の前のメスはとりあえず犯すケダモノに成り果てていた。
『どうだい? 血が濃い目の月宮の子でも、お母さんが力を使い果たして死んでしまう家系だ、これが足りないから気持ちいいだろう?』
「いいっ、いいよう、もうおかしくなるっ、こわれちゃうよっ」
『滅茶苦茶に壊してやるよ』
 天使の人形として始めてあゆを犯し、体中に自分を侵入させて自分色に作り変えてやる。
 もう精霊と同じになったあゆだが、あまりの快感に人間の形を保てなくなり、気を失って丸い卵か水滴のようになった。
『あゆちゃんも壊れちゃった、じゃあ次行こうか』
 ぶっ壊してしまった三人にお湯を掛けてヌルヌルを洗い流し、バスタオルで拭いてから秋子の部屋に放り込んでおいて二階を目指したフルパワーの祐一。

 倉田家。
「じゃあ一弥くん、一緒にお風呂にはいろうか?」
(エ?)
 生身の母親に近付き過ぎると、呪いでダメージが残るので引き離し、自分から擦り寄って誘惑してやる栞。
 本気で愛人の座を狙っている訳ではないが、世話になった同じ年頃の少年で、精神年齢は七歳程度の子供をからかっていた。
(だめだよ、相棒の奥さんなんだから、一緒にお風呂なんて)
 目には見えないが、赤外線で見ると真っ赤になっているのが分かるようで面白く、抱き寄せて胸にこすりつけて誘惑してやる。
「え〜? 一弥くん七歳なんでしょ? だったらいいじゃない」
(僕は生まれてから十六年も経ってるんだ、栞ちゃんと同じだよ)
 そう言いながらも案内された風呂場に抱っこされたまま一緒に連れ込まれ、栞が服を脱いでいるところを見ないように背を向けている一弥。
「見てもいいんだよ? 現役女子高生のストリップだよ〜
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