第2話
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。」
「セレーネ…………ありがとう。」
セレーネの決意を知ったリィンは呆けたがすぐに気を取り直して頷き、そしてシグルーンを見つめて姿勢を正し、シグルーンに敬礼をして宣言した。
「――――シグルーン・カドール中将閣下。これより、リィン・シュバルツァー、リフィア皇女殿下の親衛隊に復帰させて頂きます……!」
「………11:30(ひとひとさんまる)。リフィア皇女殿下親衛隊所属リィン・シュバルツァーの復帰並びにルクセンベール伯爵の妹君、セレーネ・アルフヘイム・ルクセンベール嬢の参戦の意志をリフィア皇女殿下親衛隊副将軍シグルーン・カドールが確認致しました。……お二人の参戦はありがたいですが、功を焦って命を落とすような事はしないでくださいね?お二人ともメンフィル帝国にとって大切な存在なのですから。」
リィンの宣言に対してシグルーンも姿勢を正してリィンに敬礼をして答えた後優し気な微笑みを浮かべてリィンとセレーネに忠告し
「「はい……!」」
シグルーンの忠告に二人とも力強く頷いた。
こうして………メンフィル・エレボニア戦争にセレーネと共に参戦する事を決めたリィンは両親に見送られてシグルーン達と共にユミルを離れ、メンフィル帝国軍に復帰した。
そして2日後、メンフィル帝国軍は最初にユミル襲撃の主犯であるアルバレア公爵の首を取ってクロイツェン州の公都にしてアルバレア公爵家の城館がある”翡翠の公都”バリアハート市を占領する為に、まずはバリアハートと隣接しているケルディック地方とオーロックス地方を抑える事にし……”交易町ケルディック”とクロイツェン州領邦軍の拠点である”オーロックス砦”を同時に襲撃していた……!
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