第三十話 論戦に向けて十二
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ことが出来ますね」
「そうなっても」
「ええ、だからこそ大事よ」
まさにというのだ。
「この度の論戦はね」
「そうですね」
「あの方を送っただけのものですね」
学者、島国において第一の新教の学者だ。無論究竟にも詳しい。
「それではですね」
「マリー様をお助けして」
「そして、ですね」
「四国を守る」
「我々のもののままにですね」
「するのですね」
「そうよ、絶対に」
マリアもこう言うのだった。
「そこは変えないわ」
「わかりました」
「ではです」
「マリー様の為に祈りましょう」
「絶対に」
こう言ってだった、彼等も祈るのだった。マリーの為に。
第三十話 完
2016・11・3
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