二日目 馬鈴薯の嵐、巻き起こる旋風
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ことになる」
「姉さんはそれでいいのかい?」
「変なことを聞くね。
それでいいに決まってるじゃないか。この世界はナツキ・スバルの断面を映し出す鏡。彼が、彼自身の意味を見出せばこの世界に意味は無くなる。なら、消えるしかないじゃないか」
それに、それも彼との契約に含まれてるからね。
ラードンは今を楽しんでいる。
それが、何度繰り返された偽りの日々でも。彼女はそれを観続ける。
彼との約束を果たすまで、ラードンは契約を果たすだろう。
例え、何度、ナツキ・スバルが死に戻りしようと構わない。
何時か、彼が約束を果たしてくれるまで彼女は初対面の振りをする。そして最後は彼女自身の手で、最愛の彼を殺すのだ。
────じゃあ、また会おうね。
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