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奇妙な暗殺教室
毒と最短距離の時間
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せる薬だ!」




「「「「な、なんたってぇぇぇーーー」」」」




いやいや、一糸乱れぬツッコミしている場合じゃあねーから!



そもそもこんなの奴の言動とか見ていれば分かるだろうよ。





「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」




そんなやりとりをしている間に殺せんせーは雄叫びをあ先生を中心にして発生した強めの風が吹く、そしてそれらが収まると…



「ふぅ」



まるで鉄の様な金属の光沢と流動性がありそうな液体へと殺せんせーは姿を変えた。




「「「溶けたっ!!!???」」」





「ジョジョ…あのメタルス〇イムみたいな奴がパワーアップした姿なの?」





カルマは目の前にいる殺せんせーがとてもジョジョが言う様な厄介な物には見えなかった。



「見た目で判断するんじゃあねーぜ…あの形態は思っている以上に厄介な形態に違いない。ナメた発言してる場合じゃあない気合入れろよ」





「ヌルフフフ…奥田さん、君に作ってもらったのはね先生の細胞を活性化させて流動性を増す薬なんです。液状ゆえにどんな隙間にも入り込むことが可能なのです」




そう言い殺せんせーはいつもの高速移動で片岡の机の中に潜り込む




「どこに入ってんのよ・・・」






「しかもスピードはそのままに!さあ、殺ってみなさい!」




 すると殺せんせーは高速で移動し始めた。




「ちょ……無理無理これ無理!床とか天井とかに潜り込まれたら狙いようないって!」



「なんだこのはぐれ先生!!」




いつもよりも移動出来る選択肢が増えた故に普段の状態ですら捉えることができないクラスメイトには今の殺せんせーは今まで以上に手がつけられない怪物になっていた。




「自信のない奴は教室の隅に寄ってろ下手に動けば怪我するぞ!」




軽くパニックに陥っているクラスメイトを他所に丈一郎は冷静に場をとり仕切る




「でもさ〜ジョジョ…流石にここまでやられると手がつけられないんだけど」




カルマの言うことは最もな事だが丈一郎は微塵もそうは思わなかった。




「まぁ見てろ…コォォォォォ……」




丈一郎は深く息を吐き波紋を練り感覚を尖らせる。




丈一郎は殺せんせーの描く軌跡を読もうとしていた。




今の殺せんせーはいつも以上に縦横無尽に動き回るのでとても狙いにくい。だが、点では無く線で捉え軌道を観察すれば殺せんせーが好む一定の軌跡を先読みして殺せんせー
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