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奇妙な暗殺教室
毒と最短距離の時間
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安全管理上見過ごせませんよ」



「はい、すいませんでした」



確かに、毒は一歩間違えば死ぬ事だってある。殺せんせーを殺す為とはいえ、これは危なすぎる




「この後時間があるのなら一緒に先生を殺す毒薬を研究しましょう」



「は、はい!」



 待て待て…よりによって何でターゲットと一緒に毒薬を作るんだよ。だが…当の本人である奥田は乗り気だから別に構わないんだが……




「やれやれ……殺せないとは思うが後で成果を聞いてみるか」
















 翌日。奥田さんは殺せんせーに持って来いと言われた毒薬をもってきていた。



「それで、その毒薬を持ってきたのか」




「はい。理論上はこれが一番効果あるって」





 奥田愛美……渚の情報によると、E組に来る前は理科の成績は学年の中でもトップクラスの実力の持ち主だが、他の教科は点でダメで特に国語力の無さが原因で落とされたらしい。




 「やれやれ……面倒なことにならなければ良いんだがな」




だが、そうは言いいつつも丈一郎は知っていた。このパターンは確実に面倒な事になる事を…








しばらくするとドアが開き殺せんせーが入ってきた。



「先生、これ」




奥田さんがそう言い殺せんせーに自分が作ってきた毒らしき物を渡そうとした時、丈一郎はある事に気がついた。




「待てよ……奥田!そのフラスコの中身を殺せんせーに渡すんじゃあねーッ!」



「え……?」



だが、既に奥田さんに作らせた薬品の入ったフラスコは殺せんせーの手に渡っていた。




「流石に丈一郎君は気がつきますか…でも、遠慮せずにいただきます」




 そう言った殺せんせーはゴクゴクと飲むすると



「ヌルフフフフ・・・ありがとう奥田さん。君のおかげでせんせーは新たなステージに進めそうです」




殺せんせーはそう言い今までに感じたことの無い様な不気味な闘気か様な物を発し始めた。



「それってどういう・・・」




「ッ!遅かったか…テメェら!対先生ナイフと対先生弾入りのエアガンを構えろ!」




事の重大さをいち早く察知したジョジョはクラスメイト全員に戦闘態勢に入る事を指示する。だが、誰もがそこまで必死になる理由を見出せないでいた。



「らしくないねジョジョ…何をそんなに慌ててんのさ」



「やかましい!とっとと構えろ!あの薬は毒なんかじゃあねぇ…恐らく奴の性能を何倍にも増幅さ
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