暁 〜小説投稿サイト〜
奇妙な暗殺教室
毒と最短距離の時間
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「効いてるのか?」



「まさか奥田が殺せんせーを殺るのか!?」




生物が喰えない不純物等を平気で食べる殺せんせーに毒が効くのか?と誰もが思ったその時!



「ニュ」



角が生えた・・・。



「この味は水酸化ナトリウムですね。人間が飲めば有毒ですが先生には効きませんね」



「そうですか・・・」



奥田…残念な気持ちになるのは分かるがもうちょっと別の方向のリアクションをしても良いと思うんだが…。




「あと2本あるんですね?それでは」




 殺せんせーはそう言い2本目も口に入れる。



「グッオオオオオオオオオオ」




殺せんせーは再び苦しみ始めた。効くのか?それともまた別の反応が出るのか!?誰もが次の反応は何なのだと思い見守る…すると



「ニュ」




今度は羽が生えた。




「無駄に豪華な顔になってきたぞ・・・」




「どういう原理で毒を飲んだら羽だの角が生えてくるんだよ…」




全くだ…最高速度マッハ20の超生物は何でもありなのか?
そもそも、何で毒の味が判るんだよ…某少年漫画のメガネをかけた少年が青酸カリを舐めて判断するのとは話が違うぞ





「酢酸タリウムですね。では最後の1本」





 殺せんせーは最後の1本を口にする。




「ウォォォォォォ!」




最後はどうなるんだ……また何かが生えてくるのか?それとも俺たちの知らない別の変化があるのか?全く予想のつかない見えない殺せんせーの最後の変化は…




「ニュ」



 真顔だった。



「真顔になった」



「てか、せんせー真顔薄っ」



「顔文字みてぇーだな」



「変化の方向性が読めねーよ」



確かに…ここまでふざけた変化の仕組みを理解して論文として提出したら博士号を貰える
じゃあねーか?



「先生ことは嫌いでも暗殺のことは嫌いにならないでください」




「いきなり古いネタを引っ張ってきてどうした!」



「杉野君!そんな事を言っちゃダメだよ!この二次創作を見てくれている読者の皆さんにとっては古いネタだけどこの漫画の連載されていた時はまだセーフだったんだから!」




「不破…テメーも充分メタイからもう黙れ…収集がつかなくなる」




ダメだ…日常茶番時なやりとりとはいえ、この茶番じみた空気をかえないと収集が付かなくなる。




「しかし、奥田さん。生徒1人で毒を造るのは
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