陽だまりのダークナイト
魔法少女のオーディション
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に入ると言う事で、俺は思考の海から出てザワザワする中に入ったはいいが。映画関係者だからかもしれん。
「はーいはい、皆さーん。今日はお集まり頂いてありがとうございまーす」
一昔前のプロデューサと言う容姿をしてるが、コイツは立派なプロデューサであるし俺は隣に並ぶ。この三人は有名だが、俺の姿を現す場面が無いから誰?と言う感じだろう。まあヴァーリ達には分かるだろう。帽子とサングラスにちょび髭と言う出で立ちが監督で、ロン毛で食が細い男性は脚本家だ。
「私は『劇場版魔法少女ミルキー』のプロデューサ、酒井でーす。そちらの帽子を被った方が監督の遠山監督、その隣にいる髪の長い方が脚本家の東海林先生!」
「・・・・」
「どーも」
会場外で話してた時より無言となってしまったが、これが普通であり本来喋るイメージは余りない。軽く会釈をする脚本家、その隣にいるサングラスとスーツ姿の俺と同じくスーツ姿の社長秘書。
「見て見てソーナちゃん!魔法少女モノと特撮モノに定評のある遠山監督に東海林先生よ!生で見るのは初めてなのよ☆でもその隣にいる人達は誰なのかなー」
「私を含めた三人は有名でありますが、こちらの御方は余り知られてないかと思いますのでご紹介します。アニメ制作や映画制作に関わっており、我らのスポンサーである蒼い翼本社社長織斑一真様です。本来ですと蒼い翼CEO零達也様が来られるはずでしたが、まだ表には現れないと仰いましたので今回は織斑社長に来てもらいました。織斑社長の隣に居る御方は、零CEOの秘書をしておられる御方ですが、今回は織斑社長と共に視察しますので失礼の無いようお願いします」
「蒼い翼ってあらゆる部門で一位になっていて、就職率ナンバーワンの超有名人だよ☆しかも幻と言われた蒼い翼CEO零達也が存在してる何て!」
「分かりましたからテンションを上げないで下さい」
「さて互いの紹介を終えた所で、遠山監督と東海林先生と織斑社長と今日は映画出演するキャストを選びたいと思いますのでよろしくお願いしまーす」
俺達はアレが一誠の正体だと知り、表では有名な名物社長だと思い裏では一誠が如何に金持ちだと言う証拠が出揃ったなと思った。何しろ俺達が住んでいる人間界本家だが、次元の狭間本家も大豪邸となっていて何時もブラックカードで支払う程だ。重要関係者だと知った女子達一斉に挨拶する。
『よろしくお願いします!』
会場内に居る女子達が一斉に挨拶する。外で既に決まったと言ってたが、改めて見てから会場内に居る女の子達をマジマジと見ても合格者は先程よりも増えたな。監督が頷き、俺とプロデューサを呼び寄せて耳打ちをする。
会場の女の子たちが一斉に選考員に挨拶する。すると、監督が眉間にしわを寄せて、会場にいる女の子たちをマジマジと見
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