陽だまりのダークナイト
魔法少女のオーディション
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事も知っているソーナ達、だがまだリアス達には知らせないよう口を閉ざしてある。今回の語り部はヴァーリ達であり、俺らは主催者側として働くとしても。
「確かミルキーの年齢設定が中学生だからか、オーディションに来てるのは十代前半の女子ばかりだった気がする」
「そのようですが一誠さんはどこに行ったのですかね?」
「・・・・姉様。一誠先輩の気配は感じませんか?」
「感じないにゃん。折角私達も魔法少女の格好をしているのにゃ」
猫又姉妹は自前のネコ耳と尻尾を出していて、魔法少女の衣装までもがオーダーメイドとして出場する気のようだ。ちなみに一誠がどこに居るかについては、前々から知っていたが今回はアイツらに知らせないよう言われている。
猫耳魔法少女ってのは聞いた事ないが、俺らでも可愛いと思ってしまう程戦い以外にも興味を持ったと言う事だ。会場に有名な子役芸能人も居て、書類選考を通っただけの事はある。選考がまだなので、保護者や関係者もいるが一番奇異な視線をグレモリーとシトリーに向けている。
「ブラック・シャークは警備員と混じってるから問題無し、と。何やらリアスらは顔が紅潮してるようだが」
「そりゃそうよ。もうこれは己との戦いみたいね」
「フリフリな魔法少女の衣装を着て恥辱に耐えながら言ってもね、長い紅髪をツインテールにして可愛らしいリボンで決めていても説得力がない」
「一誠さんもレイヤーとしてだと目立ちますが、大人と子供が一緒に居ても目立つのはこちら側ですよ」
ヴァーリチームとグレモリー&シトリーの男性陣は普段着だし、魔法少女と言えば基本胸はツルペタイメージだからか。リアスの胸がデカいから目立つけど、黒歌は胸を小さく見えるよう幻術を仕込んでいる。
好奇な視線は年齢や姿ではなく、コスプレの域を達している衣装を着ている。他の参加者は可愛らしい服装、グレモリー&シトリーとセラフォルーは魔法少女の衣装を着込んだ格好だから浮くに決まっている。気合入れ過ぎにも程があるって。
「まあまあ今日は頑張りましょうよ、リアス。私たまに一誠さんと一緒にコスプレイベントに行ってますから。こう言うのは慣れですわ、うふふ」
「確かにそうですよね。私も一誠さんとレイヤー活動してなければ、実家の者らに見せたくないし私は死ぬしかないと思います。が、既に慣れているので何ともありませんからシーグヴァイラもそうでしょ?」
「まあね。一緒にコスプレ会場行ってるから慣れちゃった、今だけは次期大公と言うのも忘れて楽しもう!」
「・・・・凄くテンション高めなのね」
リアスの隣で励ます巫女服姿の朱乃、魔法少女の衣装に着替え終えたソーナとシーグヴァイラ。朱乃のは何時も着ている巫女服ではなく、随分デザイン的な特徴が目立つ衣装。和風魔法少
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