ガンダムW
1597話
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ミラーとして活動していく上で、俺のデスサイズが本当に強いってのを見せつけてやるからよ」
「そうか、頑張ってくれ。……じゃあ、そろそろMSを輸送機に詰め込むから、持ってきてくれ。いつまでもこんな場所にいれば、OZに見つかる可能性があるしな」
正直なところ、OZに見つかってもこっちとしては全く問題ない。
戦力は綾子のトーラスとデュオのデスサイズがあるのだから、それこそ10機や20機……50機いても問題なく倒せるだろう。
だが、それでも面倒だというのは変わらない。
「あいよ。ちょっと待っててくれ。すぐにデスサイズを持ってくるから」
軽く手を振り、その場から走り去るデュオ。
こうして見る限りだと、とてもガンダムのパイロットをやってるようには見えないな。
いや、それを言うのなら他にも色々と同じようにMSのパイロットに見えないような奴は幾らでもいるんだが。
「アクセル」
名前を呼ばれてそちらに視線を向けると、そこには得意そうな笑みを浮かべている凛の姿。
どう? 褒めてもいいのよ?
そう全身で主張している凛に、笑みを浮かべて口を開く。
「そうだな、凛のおかげで今回は助かった。……OZの件が片付いたら、どこかに遊びにでも行くか?」
「ふふん。約束したわよ?」
「ああ。……ただ、どこに行くのかは凛が決めてくれ」
「あら。こういう時は男の甲斐性を見せる時だと思うんだけど? ……ま、いいわ。アクセルの気が利いているのに免じて、今回は許してあげる。そうね。前みたいに、普通のデートをしてみたいわ」
普通のデートという言葉に、側で話を聞いていたサリィが不思議そうな表情を浮かべていたが、それもデスサイズを荷台に載せたトレーラーがやってくると、そちらへと意識を集中させるのだった。
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