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転生とらぶる
ガンダムW
1597話
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れている可能性はあるからな。地上に降りて見れば、向こうも顔を出すかもしれないし」

 そんな俺の言葉を聞いていたかのように、MS輸送機は滑走路へと下りていく。
 そしてMS輸送機は見事に着地する。
 ……さて、どうだろうな。本当にもうデュオが来てるのか?
 そうなったらそうなったで、こっちとしても面白い展開なんだが。

「……さて、じゃあアクセルの予想がどうなっているのかを調べてみましょうか」

 凛の言葉に従い、俺達は客室を出ていく。
 その途中で当然のようにサリィもこちらに合流し、やがてMS輸送機から降りる。
 この基地が廃棄されてから、結構な時間が経っているのだろう。道路には結構ヒビが入っており、そこから雑草が伸びているのも見える。
 それでもMS輸送機がそれなりに移動出来るのは、機体の性能が地味に高いからだろう。
 何だかんだと、このW世界の技術力は決して低くはないのだから。
 そうして周囲を見回していると……やがてこちらの方に歩いてくる人影を発見する。
 長髪を三つ編みにしているその姿は、もしかしたらシルエットだけで見た場合女と見間違う可能性すらあった。
 だが、実際にその姿を見ればすぐに男だと理解出来るだろう。
 ……それどころか、まだ男と呼ぶには少し早いだろう少年であると。
 そして、当然ながら俺達はその人物の事を知っていた。……サリィは初対面だが。

「いよう、昨日ぶり!」

 元気よく手を振りながら声を掛けてくる少年……デュオ。
 昨日散々凛によって苛め……もとい、いぢめられたにも関わらず、既に元気一杯になっている。
 この辺りの立ち直りの早さは、凛によって色々といぢめられる原因なのだろう。

「早いな」
「そうか? こういうのは遅いよりも早い方がいいだろ?」

 そう告げるデュオの眼に、一瞬だけ鋭い光が宿る。
 それは、もし俺達が……より正確には、連合軍が先にこの場所に来ていれば、何か仕掛ける可能性があったと、そう考えているのだろう。
 シャドウミラーに所属する事は済し崩し的に決まってしまったが、それでも最近までコロニーに圧政を敷いていた連合軍は、デュオにとって決してすぐに全てを信じられるような相手ではないという事か。

「それで、結局はデュオだけなのか?」

 ヒイロやカトル、トロワは連れてこなかったのか? という俺の疑問に、デュオは軽く肩を竦める。

「ああ、残念ながら俺だけだよ。今のあいつ等とは連絡がとれねえしな」
「……連絡が取れない? ニューエドワーズ基地から一緒に撤退したよな? その時に連絡先を交換しなかったのか?」
「したけど、いつでもすぐに連絡が取れるって訳じゃねえんだから、しょうがないだろ?」

 さて、これが本当なのかどうか。
 特にデ
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