第44話 鬼の一行、海鳴へ向かう
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は自分の部屋の同居人である蒼に近い銀髪のシスター…インデックスに伝えた。本来なら彼は自分が海鳴に行ってる間は担任の小萌を預かってもらうつもりだった。
だが当の本人は………
「ヤダヤダヤダヤダヤダァッ!!私も とうま と一緒に行くっ!!」
「だああああっ!だから言ってるだろ!?前回と違って今回は遊びじゃなくて仕事だって!!」
上条は海の家での出来事を思い出しながら説得しようとするのだが彼女の耳に入らないのかそのまま思いのままの言葉を続けた
「だって とうま が行く所には十中八九美人が居る上にソレをとうま が攻略する光景が目に浮かぶんだよ!!」
「何でそんな事態になる!俺は………っ!」
上条とインデックスの言い合いは1時間以上経ち、互いの肩が上下に動きながらも互いの意見を譲らなかった。
「だ、大体今回は只の挨拶だぞ!お前が心配する事じゃないだろうが!」
「だって とうま が行く所は絶対危ない事が起きるもん!私が一緒じゃないと危ないもん!!」
「だからって……っ!」
−−−〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜−−−
上条が何とか説得しようとした所で彼の携帯から着信音が鳴り、誰かと思い表示された名前を見ると小萌先生からの電話だった。何事かと電話に出てみれば予想外の展開の言葉が彼の耳に響いた。
『上条ちゃん、言い忘れていましたがシスターちゃんも同行してもらいまーす!』
「・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
それから1週間後……
−−−まもなく、海鳴…海鳴−−−
学園都市で準備を終えてやって来た土方達一行が海鳴の地に足を踏み入れた。
「それで土方先生、ここで合流する人って誰なんです?
「ああ、小萌先生の伝手でその弦十郎って人の部下が来るみたいだが……」
土方はそう呟きながらそれらしき人物を探し、首をキョロキョロし始めた。すると後ろから……
「お待たせしました。土方歳三先生」
「っ!?」
「ひゃっ!」
「うわっ!!」
「びっくりしたんだよ!?」
土方と千鶴、上条とインデックスは突然後ろから声をかけられ、驚いた表情で後ろを振り向くとそこに居たのは黒いスーツを着た茶髪の青年だった。見た目の歳は土方より若そうだが、見た目と不相応の実力者なのを土方は見抜いていた。千鶴たちは悲鳴を上げたが土方は別の意味で驚いていた。新選組の副長として刀を振るい、多くの死線を潜り抜けてきた
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