天才少女の月旅行
策謀姫と背徳騎士
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に1回使ってみるよ、バーサーカーが暴れたらキャスターさんガードお願いします。」
昔この香水を使って大惨事を起こしたことがあるので使用する時は少し薄めにして使用することにしている
遠坂時臣に使う際はもう少しカスタムして効果を変更して自然に効いていくようにしないといけないな
フラスコに香水を少し入れて水と混ぜ別の容器に移し替え準備は完了
「それじゃ行くよ」
香水を少し体に付ける
これでバーサーカーがどうなるか…………
「まったく、そんな小物程度で私をどうこうできるなんてお姫様は私をバカにしています!」
まだ匂いが届いていないのだが……一歩バーサーカーに足を進める
これでもまだ普段のバーサーカーとの距離より遠いが
「それにしてもお姫様本日は一段と可愛らしいですね」
…………もう一歩
「もう我慢できない!お姫様―!!」
ムーンセルによって作られた見た目は教室そのものだが遥かに高い強度を持つ床を破壊するほどの跳躍をみせて私に飛び込んできたところをキャスターさんが作り出した障壁に阻まれる
「決まりですね、バーサーカーは臙条さんの護衛をよろしく」
私のマイルームにキャスターさんを入れることにもバーサーカーが猛反対したが代わりにバーサーカーを臙条のマイルームに入れて私に何かあったときは臙条がその報いを受けるという形で理解させた
バーサーカーが居ると中々できないこともできるわけだ
「さて、魔女メディアと言えば今のようなあなたの姿ではなくもう少し成熟しているはずですがどういうことですか?」
サーヴァントは最盛期の頃の姿で召喚される
戦うためにサーヴァントを呼び出すのだからある意味当然だ
そして魔女メディアなら魔術的能力なら確かに今の姿でも最盛期並だろうけど戦闘値として最盛期をみるのなら裏切りの魔女として攻撃性が高まっている状態で呼ばれるだろう
「そう…ですね。確かにこの姿の私はまだイアソン様に出会って間もない頃または出会う少し前ぐらいの姿です……そしてその後私が何をされるか何をするのかも記録として記憶として知ってはいます。何故このような状態で召喚されたかはムーンセルにしかわからないですね」
ふむ、実感が薄いから王女メディアとしての側面が強く出ているわけか
「それじゃこっちが本題です、臙条 巴に何を仕掛けているんですか?」
裏切る気がないなら臙条を操る必要はないと思うが……ウィザードとしての実力はともかく戦う意思に限れば初めて出会ったときはかなりのものだったはずだ
「そうですね、起源というものを知っていますか?」
起源……あらゆる存在が持っている存在としての有り方
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