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マクロスフロンティア【YATAGARASU of the learning wing】
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憤慨するアリーナ姐さんだが知ったことか。付き合わされる身にもなってくれ。……無理な話か。
「いや、ルカの奴にアクロバットのプログラムの演算頼まれてな。それを届けてくれ。」
「アクロバット?」
「ああ、なんでもシェリルのライブの演出でアクロバットやるらしい。」
へぇ……ルカって事はミシェルのチームだよな?シェリルのライブで飛べるってことは相当腕上げたんだな。最近シミュレーターも一緒にやってないから実感ないけどな。
「ホント、珍しくまともなお使いですね。そんくらいなら軽いですよ。」
「おし!んじゃあ頼んだぞ!この時間なら学園にいるだろ。」
姐さんから演算データの入ったメモリーチップを渡され、美星学園に向かうのだった。
「よお、ルカ、ミシェル。やってるな?」
「あ、翼先輩!どうしたんです?」
「げ!翼さん!?」
美星学園の屋上、練習をしていたらしい所に声を掛ける。
「姐さんからだ、ホレ。それとミシェル、げ!ってのは何だ?ええ?」
「う、いや、それは………それよりルカ、どうだ?」
「トリプルループからの急反転上昇、行けそうですね!」
ミシェルめ、話し逸らしたな?ミシェルがS.M.Sに入隊した時、学園でも先輩なのだからと俺が指導役に任命された。その時に色々としばき倒したんだけどそれがトラウマになってるらしい。と、その時。
「下らねぇな。俺なら五回は廻れる。」
一人黙々と紙飛行機を折っていた美形の少年が声を上げる。
「リスク高すぎるだろ。高々余興でそこまでやる必要ない。」
ミシェルの言葉を鼻で笑う少年。しかし、
「リーダーは俺だ。悔しかったら次の試験は頑張るんだな。万年二位のアルト“姫”。」
「お前!!」
あーあ、また始めたよ。
「お前らいい加減にしとけ。明日本番だろ?アルト、ミシェルの言ってることは正しい。認めたくなきゃ勝つんだな。それとミシェル、お前も面倒になるって分かっててからかうな。一々仲裁する俺やルカの身にもなってみろ。」
「ぐ……」
「………ふん。」
……おいおい。
「…………返事は?」
「「は、はい!!」」
「アハハハハ………。」
少しドスを利かせて言い聞かせたら綺麗にハモった返事が返ってきた。ルカも苦笑いだ。
「……お前のせいだぞミハエル!」
「うお!?危ないな全く……ん?」
突如手にした紙飛行機を全力で投げつけるアルト。かわしつつ抗議の声を上げようとするミシェルだがアルトが熱心に紙飛行機を見上げるのをみて口をつぐむ。
「……東の風四メートル、行ける。」
呟くや否や、ランチャーカタパルトに飛び付くアルト。そして射出、EXギア
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