第1話
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体にして私達に話しかけているのでしょうね。」
鳥がしゃべり、更にリィンの名前を呼んだ事にリィン達が驚いたり戸惑っている中リウイとペテレーネが冷静な様子で鳥を見つめていると、なんと蒼い鳥から”蛇の使徒”の第二柱―――”蒼の深淵”ヴィータ・クロチルダの幻影が現れた!
「!彼女は……!」
「―――結社”身喰らう蛇”の”蛇の使徒”の”第二柱”―――”蒼の深淵”か。」
クロチルダの姿を見たペテレーネは目を見開き、リウイは真剣な表情でクロチルダの正体を言い当てた!
「なっ!?」
「”結社”の最高幹部だと……!?」
クロチルダの正体を知ったリィンとトヴァルは驚いた様子でクロチルダを見つめ
「ふふ、どうやらその様子だとそっちにお世話になっているレオンが私達の事もしゃべったみたいね。まあ、でも”使い魔”越しで失礼だけど一応自己紹介だけしておくわ。――――結社”身喰らう蛇”の第二使徒、”蒼の深淵”ヴィータ・クロチルダよ。」
「”蛇の使徒”と言う事はクロスベルの湿原帯で出会った”鋼の聖女”やノバルティスと同じ結社の最高幹部か……!その最高幹部が何故俺を知っている!?」
「そ、それに他にも意味深な事を言っていましたわよね……?」
「ええ……確か”灰”の”起動者”―――いえ、”起動者候補”、だったわね。」
妖艶な笑みを浮かべているクロチルダに見つめられたリィンは厳しい表情でクロチルダを睨み、不安そうな表情をしているセレーネの言葉に頷いたエリゼは真剣な表情でクロチルダを見つめた。
「ふふ、それを知りたければリィン君を”導く”使命を持っている魔女である”トールズ士官学院”の士官学院生であるエマ・ミルスティンを探しなさい。今もエマは私達の目から身を隠しながら君の事を必死に探しているはずよ。」
「なっ!?何でそこで”Z組”のメンバーが関係してくるんだ!?」
「”トールズ士官学院”……確か250年前に起こったエレボニアの内戦――――”獅子戦役”を終結させたドライケルス大帝が建てたエレボニアに古くからある伝統的な士官学院でしたよね?」
「ああ……そこに所属している士官学院生が何故俺を………」
クロチルダの話を聞いたトヴァルが驚いている中エリゼに視線を向けられて頷いたリィンは真剣な表情で考え込んだ。
「――――敵の戯言に耳を貸す必要はない。」
「リウイ様の仰る通りです。どんな”使命”なのかはわかりませんが、メンフィル帝国所属のリィンさんがエレボニアの事情に付き合う義理はありません。」
「陛下……ペテレーネ神官長……………――はい……!」
しかしリウイとペテレーネの助言を聞くと呆けた後気を取り直し、考える事を止めた。
「ふふ、
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