35舞と名雪
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相手ではないので、死なない程度に「手加減」ができる。
(ふふっ、お節介な精霊さんだ)
「あれ〜? 瀕死の私を不死身にしちゃった、もっとお節介な人は誰だったかな〜?」
(それは相棒だよ)
「もう一人いたと思うんだけど? ね〜?」
(ね〜?)
涙声で話す一弥も、一時人間の心を取り戻していた。
名雪の部屋。
もう素っ裸にひん剥かれ、色々な所を舞にペロペロされている名雪さん。プレイ時間は佐祐理が突入してくるまでの短い時間だが、その間に種付けというか托卵してしまえば、祐一と舞の子供は助かる。
『…名雪、私を受け止めて、私の子供を産んで、いいでしょ?』
「あ…… はい」
舞の指と舌に即堕ちして、ねこさ〜んな表情でヌレヌレな名雪は、エロエロな術にも掛かって舞に托卵されるのを受け入れた。
既に相棒の香里には裏切られ、祐一にも別れを告げられていたので、新しい恋に夢中になっていた。
『…ああっ、もう我慢できないっ、名雪っ』
「あひっ」
舞の長い「栗と栗鼠」に突入され、二人の子宮の距離は数十センチに縮まり、液体で接続されて卵子か受精卵の移動も可能になった。
『…邪魔が入らない内に出すよっ、もう全部名雪の中に出すよっ』
「はいっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
激しく腰を動かし、メスの肉同士がぶつかり合う柔らかいパンパンという音が鳴り、一階にもベッドの軋む音と名雪のメスの鳴き声が響き、佐祐理が怒って階段を駆け上ってくる音も聞こえた。舞はラストスパートを掛け、卵管にあった自分の卵子と祐一の精虫を、精液と一緒に名雪の中に流し込んだ。
『…うああっ、あっ、あっ、あぁぁぁ〜』
ビクビクと痙攣しながら、名雪の上に伸し掛かって体重を掛け、自分の腹の中の物を全部名雪の子宮に流し込んだ舞。
オスの絶頂と栗と栗鼠の絶頂を同時に味わい、余りの気持ち良さに気絶しそうになり、いつか佐祐理や「祐一の中」でも同じことをしようと考えていた。
「あううっ、ひっ、ひいっ」
熱々の精液を流し込まれ、受精寸前の舞の卵子も感じ、姉のような、格好良い年上の女性に抱かれて、だいしゅきホールドで受け止めた名雪も存分に達した。
「舞っ、開けて頂戴っ、何してるのっ?」
聞くまでもなくわかっているはずだが、夫の浮気?に寛容なはずの佐祐理も異様な雰囲気を察して怒鳴りこんで来た。
ただのスポーツのようなセックスではなく、なまら深刻な話と交尾の末の受精、着床、妊娠、出産まで感じさせられたらしい。
「…開いて」
内鍵を開いて佐祐理を迎え入れると、また般若のようになった女が無言で立ち、名雪とはキャラ被りもあって相性が悪そうな人が睨んでいた。
同性なら性格が似ていて話も合うはずが、佐祐理のジェンダーから見ると「異性」なので、性格が正反対の舞とはガッチリ嵌まり
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