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KANON 終わらない悪夢
34パーティー
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なったんですけど、昼休みにはお弁当対決になって、私の作ったおかずは全部呪いの塊か毒物の塊だって言われて、貧乏くさいタッパーの煮物に負けました。それから「乳無し」とか「そのブヨンブヨンの腹は何?」って笑われて、6つに割れた腹筋とか、血印とか言う刺青も見せつけられて追い払われました」
 ギャラリーは「そこまで言ってませんよ」と言いたかったが、もう闇堕ちして夜間は無敵の女で、月宮の精鋭である数十人の術者を無傷でブッ倒し、拳銃まで持った普通の歩兵も傭兵も893も一人で倒しきって、弾丸を回避しながら仏恥義理の仏陀義理で葬り去り、使い魔たちの食料に変えた化け物に口出しできる女はいなかった。
「昼休みにお姉ちゃんが来て、「奇跡の故意、シーズン2」を話して、クラスの人を全員味方につけて、N*Kのカメラまで呼んで録画して、これから教室や体育館でお姉ちゃんと祐一さんの結婚式が行われるそうです。六時間目が終わって病院まで音速で走ったのに、お姉ちゃんは倒れてて魔物を抜かれてポンコツになってたので殴り合って倒すわけにも行かず、捨ててきました。その隙に祐一さんは舞お姉様と逃げた後で、一緒にシャワーまで浴びて、電話で佐祐理お姉さままで呼んで3Pしてしまいました。現場に殴り込んだ時にはもう手遅れで、仕方なく祐一さんを処刑しようとしても止められて…… まあ、お姉様の妹になって抱き締められたりキスしてもらったり、調教されたのは良かったんですけど。ああ、それと祐一さんと生でしたら寿命が伸びて、天使の人形君が私達の命を繋いでくれて助けてくれたのが分かったのは嬉しかったです。でも、その後お姉様の妹に追加された三人まで祐一さんと浮気して、ちょっと席を外してる間に、天野さんまで祐一さんのお嫁さんになったそうで……」
 ついに栞の死んだ視線が自分に向かったのに恐怖したが、その右手の紙皿は燃え尽き、震える指の間から青い光を放って「臨界のチェレンコフ光」が漏れているように見えたが、気のせいだと思って無かったことにした。
「それに真琴ちゃんとは私と祐一さんが付き合い始めた頃から二股かけられてたみたいで、さっき寝かされた間にも「再会の記念に一発」ってしたんですよね? それに秋子さんとも結ばれて得意絶頂ですかそーですか」
 既にアナザーディメンションが広がり、どんな距離なのか「超新星爆発寸前のベテルギウス」が見え、デコポンみたいな北極か南極に回り込むと、ガンマ線バーストが地球を襲いそうになった。
『やめてっ、栞っ!』
 栞の余りの怒りに佐祐理が叫び、アナザーディメンションを閉じさせた。
「まあ、いい事もありました、天使の人形クンと一緒に、私を虐めてた女の所に行って思いっきり仕返しをして、私を殺しに来た刺客を倒して、ついでにこの街の刺客全員ブッ飛ばして二百人近く養分に変えてやりました。あ、お姉ちゃんは
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