修行開始
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い方教えてよ」
「それいいかも〜」
ラウルのナイスな提案にすぐさま賛同する。サクラはある程度戦えるから、バトルのことを教えてもらうのはいいかもしれない〜!!
「いいよ!!でも、私のにもちゃんと付き合ってよね?」
「もちろん!!」
サクラも強くならなきゃいけないわけだし、お互いに協力し合わないと・・・あれ?サクラってシリルの弟子だったような・・・別行動でいいのかな〜?
ウェンディside
「これくらい離れればいいよね」
「うん、大丈夫だと思うよ」
ある程度の距離を取り安全を確保します。十分な距離を取っておかないと、ぶつかってケガしちゃうかもしれないし。
「ウェンディはどんなことをするつもりなの?」
自然にシリルたちと別れてシェリアと一緒になっているんだけど、具体的にどのような修行をするか彼女に問われて一瞬固まってしまいます。
「まずはできた時の感覚を思い出してみようと思う」
「感覚?」
しかし、すぐに名案が思い付きました。ドラゴンフォースができた二回にはきっと共通点があるはず。それを思い出して扱えるようにすれば、きっと自在にドラゴンフォースが使えるようになるはず。
「じゃああたしも手伝ってあげる」
「え!?」
早速取り掛かろうとしたところ、シェリアがそんなことを言ってくれます。気持ちはすごくうれしいし、うまくできるかもしれないと希望が出てきました。でも・・・
「シェリアは自分のことしなくて大丈夫なの?」
彼女は魔法のキレを上げたいと言っていたのに、自分のことではなくて私の手伝いなんかしてちゃダメなんじゃないか。そう心配になり質問してみました。
「えへへ・・・実は何やればいいかよくわかってなくて・・・」
「そ・・・そうなんだ・・・」
苦笑いしながら頭を掻いている少女。魔法をただやっていくのでは効果は薄い。何かキレを作る上での練習を考えられればいいんだけど・・・
「そうだ!!」
しばらく考えていると、一つの練習法が思い付きました。これは難しいだろうから、きっといい練習になるはず。
「シェリア!!いい方法が思い付いたよ!!」
「え!?ホント!?」
何をやればいいか考えていなかったシェリアはそれを聞いてパッと笑顔になります。なので、早速私は思い付いた練習を教えます。
「あそこに木があるでしょ?」
「たくさんあるね」
ここは山の中ということもあり、見渡せば木々がたくさん生い茂っています。
「この位置から手前の木を倒さないで、真後ろにある木を一本だけ倒してみるのはどう?」
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