提督はBarにいる×黄瀬レイタ編・その1
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切りは要らないからな。後は余熱したオーブンに入れて、55〜70分焼けば出来上がり。焼けるのにも時間かかるから、その間に短時間で出来る奴を作ろう。
《手早く!カレーアメリカンドック&チーズドック》
・ホットケーキミックス:150g
・牛乳:140cc
・マヨネーズ:大さじ1
・カレー粉:小さじ1
・ソーセージ(ミニサイズ):8本
・チーズボール:10個くらい
ソーセージには竹串、チーズボールには爪楊枝を刺しておく。
ホットケーキミックス、牛乳、マヨネーズ、カレー粉を混ぜ合わせて衣を作り、ソーセージとチーズボールに衣をつけていく。卵を入れないのは、衣が柔らかくなりすぎてソーセージ等に纏わりつかない……なんて事を防ぐためだ。天ぷらの衣同様、ダマが少し残る位の方がいいな。
後は170℃に熱した油に投入し、衣が狐色になったら完成。
「そういえば、レイは今どこの鎮守府だっけ?」
ウチの嫁さんがレイタに尋ねる。
「所属は横須賀っスね。でも、配属は東海鎮守府ですよ」
東海鎮守府?確かそこは……
「おい、東海鎮守府は確か破棄されたんじゃなかったか?」
調理の手を休めずに、今度は俺がレイタに尋ねる。俺の記憶が正しければ、東海鎮守府ってのは今の国内4大鎮守府……横須賀・呉・佐世保・舞鶴が出来る前、深海棲艦が出現した当時の最前線であり、大規模襲撃を受けて一度壊滅して破棄された鎮守府のハズだ。
「あぁ、なんか建て直すみたいですよ?だから俺なんかが大佐に昇進して提督として着任したみたいですし」
なんか厄介払いのような気がしないでもないが、まぁいいか。何せこいつの艦隊、まともな戦力がこの嫁さんの金剛位らしいからな。
ウチの艦娘育成の基本理念は、「手広く平均的に」だ。幅広く作戦領域を展開するには、保有戦力の全体的な底上げが必要だという考えの下、シフトを組んで経験を積ませている。レイタの奴にもそう仕込んだ筈なのだが、こいつはそれをガン無視して金剛を集中的に鍛えてケッコンまで持ち込んだらしい。
「惚れちゃったんだからしょうがない!」
と力説していたらしいが、一発殴ってやろうか。それにこのレイタには悪癖というか、少々めんどくさいクセがある。
「さぁ金剛、ティータイムだ。40秒で支度しな!」
「40秒?せめて3分は待って欲しいネ!」
「3分待ったらバルスを唱えるんですね、わかります」
「Oh、バルスなんて唱えたらここの施設がbrokenしちゃうヨー」
そう、何を隠そうこの黄瀬レイタ、ちょっとイタ過ぎる位のアニオタである。会話の端々にアニメネタをねじ込んで来て、会話しにくい事この上な
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