提督はBarにいる×山勘編・その2
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・ごま油:適量
・酒:肉100gに対して大さじ1.5くらい
・黒胡椒:適量
※その他レモンや七味、ゆず胡椒等は自分のお好みで
手順は簡単、手羽中に塩麹をまぶして揉み込み、暫く放置。一晩くらい置くと味がよく染み込むし、柔らかくなるぞ。ちなみにだが、大量に作ってジップロックで冷凍しておくのもオススメだ。焼くだけじゃなく煮物やスープなんかにも応用できるからな。
寝かせて味が染み込んだら、フライパンでごま油を熱し、そこに漬け込んだ手羽中を投入。塩麹は焦げやすいので、中火より少し弱いくらいでじっくり焼く。肉に焦げ目が付いてきたら酒を入れて蓋をして蒸し焼きにする。酒の水分が粗方飛んだらOKだ。後は盛り付けて、仕上げに黒胡椒をガリガリと振ったら完成だ。
「お待たせしました、ビールです」
「こいつはお通しの『手羽中の塩麹焼き』だよ。好みで七味なりゆず胡椒を足して食ってくれ」
冷凍庫で凍らせておいたジョッキに、キンキンに冷えたビール……銘柄はスーパードライをチョイスした辺りは流石だ早霜。泡に少し霜が混じったそれを、ズズズと啜る。そこからグビリ、グビリと喉を鳴らしながらジョッキの半分程を飲み干してプハーッと息を吐き出す。そして手羽中に手を伸ばし、片手で持って骨から肉を歯で剥がし取る。ゆっくりと味わうように噛んでいたが、
「……ビールに合わせるには少し甘いか」
とぼそりと呟き、手近にあった七味をまぶしていく。この間左手のジョッキは掴んだままだ。七味をまぶした手羽中に改めてかぶりつく。二度、三度と噛み締めて、納得したように頷くと持ったままだったジョッキに口を付けた。こんがりと焼けた鶏肉に、ビール。これが合わない道理がない。
「お通しだけで実力が窺い知れるな。次の料理も期待している」
フッと口角を上げて笑ってみせる山勘の飲みっぷりに見とれていて、手が止まっていた。急いで『餃子』の仕込みに入ろう。
《秘伝!我が家の餃子》
・豚挽き肉:400g
・醤油:大さじ2
・胡麻油:大さじ3
・酒(日本酒か調理酒):大さじ3
・創味シャンタンDX:大さじ3
・胡椒:小さじ1
・おろし生姜:大さじ5
・ニラ:2束
・白菜(キャベツでも可):1/8玉(100g位)
・長ネギ:1〜2本
・玉ねぎ:2個
・餃子の皮(大判):大体80枚くらい
・片栗粉:大さじ4
・水:適量
ウチのお袋の得意料理の餃子。ウチの特徴はにんにくをいれずにニラをはじめとした香味野菜でそれを補っている所だ。まずは豚挽き肉に醤油、胡椒、酒、胡麻油、酒、おろし生姜、創味シャンタンを加えて粘りが出るまで混ぜておく。ジューシーに仕上げたいならシャ
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