暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
第12話絶望、再起動【前編】
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
??「外川くんの言っていた、『使い方を誤ると大変な事になる』とはこのことか……」

1人の男性がピットでシャルロットを抱えながら呟いた
抱えられてる当の本人はそのピットから見えるモニター映像をみて衝撃を受けている

シャル(うそ…だよね…。アレが…、聖成なんて…)

そのモニター映像からは聖成がドイツの代表候補生であるラウラ・ボーレヴィッヒを一方的に攻撃し、隙を与えていない
しかも聖成からは黒い何かが出ており攻撃の仕方も今まで見てきた中でとても荒々しく、残酷であった

どうでこうなったのかと言うと遡ること2時間前










【2時間前】

タッグマッチのトーナメント表を見た 聖成とシャルロットは一回戦でラウラと箒チームとあたりアリーナへ向かっている

聖成「シャルル、おそらく箒は近接を仕掛けてくるから俺に任せてくれないか?」

シャル「ボーレヴィッヒさんは確かレール砲とブレードワイヤー、しかもAICを使ってくるんだよね」

【AIC《アクティブ・イナーシャル・キャンセラー》】とは任意した対象を止めることができ一対一の時は有効だが複数戦やエネルギー系の攻撃には効果は薄い

聖成「あぁ、シャルルに苦しいことを頼むが箒も剣術がすごいからよけいにダメかと思ってね」

シャル「別に気にしてないよ、逆に僕としてはその方がやりやすいしね」

聖成「ありがとな、そうだ試合まで時間あるから俺は少し整備してくる」

シャル「うん、わかった。30分前くらいにここに集合でいいよね」

聖成「おうよ、それじゃぁ」

そう言い聖成はその場を去った

【それから1時間後】

聖成「なんだかんだで結構かかっちまったな…早く行かないと」

そう言い整備室から走っていくと聞き覚えのある声が聞こえた

シャル「わかりました」

???「よろしい、ならとっとと行け」

シャルロットが見知らぬスーツの男性と話しておりそれを聖成は陰に隠れて様子を見ている
スーツの男性は金髪で背も高かった

聖成(あれは誰なんだ?)

心の中でそう思ったらシャルロットがその場から離れたあと
男性はそこにあるベンチにに座り呟いた

???「ふぅ…演じるとは大変だな…」

先ほどの男性からとは全く別人のような表情であったためつい聖成は問いてしまった

聖成「どう言うことですか?あなたはシャルロットとどんな関係……あっ!やべっ!」

聖成は自分がいったことにシャルロットの名前を出しとっさに口を塞ぐ

???「そうか……、君がその名を知ってるってことはシャルロットはばれたのか…」

その男性が言ったセリフに聖成は感づいたようだ

聖成「あなたまさか…デュノア社社長か!?」

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ