夏の選抜 後編
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めにアステロイドの動きと騎士ユニコーンガンダムの動きを注意深く見る。
騎士ユニコーンガンダムは再び接近し、剣を振るってきた。大型GNビームサーベルとライトセイバーで数度剣撃を繰り返すと、騎士ユニコーンガンダムは距離を取る。
その動きにこちらも反応し、アステロイドの動きを感じ取って斜めに飛ぶように後退する。アステロイドはブラウドライツガンダムが元いた場所の斜め下から迫っていたらしい。
「っ!? 」
そのまま機体を翻し、回避した方向にあったアステロイドへと着地する。
「ん…………? 」
アステロイドを蹴飛ばし、その反動で騎士ユニコーンガンダムへと接近する。だが、横から割り込んできたアステロイドにより阻止されてしまう。
そのアステロイドを足場とし、騎士ユニコーンガンダムへと蹴飛ばし、再度その反動で軌道を変える。
「…………ようやくわかった……! 」
すぐに周囲を見渡し、アステロイドの位置を確認する。その間、先ほど騎士ユニコーンガンダムに向けたアステロイドは回避され、こちらに接近していた。
「ディレイ……! 」
『っ! 』
ブラウドライツガンダムは飛んでいるアステロイドをスケイルピットと同じ要領で利用し、軌道を次々と変化させていく。
『なるほどな…………逆に利用したか』
騎士ユニコーンガンダムはアステロイドを回避しつつ、ブラウドライツガンダムの動きをしっかりと捉える。
『だが、それでもさっきと同じ───』
「スケイルピット…………フルディレイ……! 」
『っ! 』
アステロイドだけでなくスケイルピットも射出し、軌道を急転換して接近する。
騎士ユニコーンガンダムとすれ違い際に大型GNビームサーベルとライトセイバーを振るうも、剣と盾で防がれる。
『これは…………』
アステロイドによる縦横無尽に動き、スケイルピットによる急転換な軌道による包囲攻撃により、騎士ユニコーンガンダムの右肩に傷が入る。
『シャアの五艘飛びか! 』
巡り回るブラウドライツガンダムの軌道は予測しずらく、騎士ユニコーンガンダムはギリギリのところで避けては防ぐのを繰り返す。
「あてきれない……! 」
騎士ユニコーンガンダムにダメージというダメージを与えられず、改めてアゲハの実力の高さを実感する。
「なら…………トランザム! 」
トランザムを発動したブラウドライツガンダムは更にスピードを上げる。騎士ユニコーンガンダムを中心に、移動した赤の軌跡に囲まれている。
『更に上がるか…………だが、それは身体に負担をかける。いつまで持つ? 』
騎士ユニコーンガンダムは軽微に、だが確実に機体にダメージが蓄積していく。攻撃のほとんどは防がれてるが、盾にも亀
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