夏の選抜 後編
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ハの言葉を聞いて納得し、深く深呼吸する。
いまできることをのばす…………わたしがいちばんとくいなことを…………。
「…………しょうぶ! 」
ライトセイバーを構え、騎士ユニコーンガンダムに接近する。
「ディレイ……」
スケイルピットを射出し、粒子の足場を作って移動する方向を切り替えていく。そのまま騎士ユニコーンガンダムの目の前まで迫り、剣を水平に斬り払われたが、直前にスケイルピットを一枚射出し、また軌道を変える。
『なるほどな……』
スケイルピットを用いて瞬時に軌道を変えていき、騎士ユニコーンガンダムの背後に迫る。
「ライトセイバー……」
両手首から発生させたライトセイバーを水平に斬り払うが、すぐに騎士ユニコーンガンダムは反応し、剣を斬り上げてライトセイバーを弾く。
『だが、まだ見えるな』
反撃に剣を水平に斬り払い、ブラウドライツガンダムの胴体に切り傷をつける。
「っ…………! 」
距離を取り、スケイルピットの足場を利用して縦横無尽に駆け回る。
『確かに、さっきよりはマシになった』
そう言うと、騎士ユニコーンガンダムはアステロイドの裏側へと移動する。すぐに騎士ユニコーンガンダムを追いかけようとすると、隠れたアステロイドがこちらに向かって飛んできた。
「っ───! 」
急な事でかわしきれず、アステロイドは機体に直撃して砕けた。ブラウドライツガンダムは衝撃で体勢を完全に崩し、後方へと飛ばされる。
「くっ…………! 」
騎士ユニコーンガンダムへと視線を向けると、周囲にあったアステロイドがランダムに動き回っていた。
『だが、それも簡単に封じれるな』
アステロイドの影から騎士ユニコーンガンダムが姿を現し、剣を斬り下ろしてきた。それを大型GNビームサーベル二刀を抜刀し、ギリギリ受け止める。
「どうやって…………? 」
『簡単だ。アステロイドを蹴り飛ばし、他のやつと激突した衝撃と角度で軌道を変え、更に衝撃で他のアステロイドも動き出している』
アゲハがいっていることは、わたしにはよくわからなかった。わからなかったけど、とてもむずかしいことをしているというのはわかった。
「いわも…………ふぃーるどをりようしてたたかう……」
騎士ユニコーンガンダムとつばぜり合いをする中でもアステロイドは襲いかかり、互いに距離を取る。だが、それでも別のアステロイドが右肩に激突し、大型GNビームサーベルが手離される。
「ふぃーるどもてきみたい………」
騎士ユニコーンガンダムからの攻撃を防ぎ、アステロイドからの攻撃を避ける。それは今のセシリアには難しい事かもしれない。だが…………
「もっとよくみないと……」
それでも、勝つた
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