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機動戦士ガンダム SEED C.E71 連合兵戦記(仮)
間章 7話 地球戦線
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きたのは、彼が優秀な将校 であったというだけでなく、彼のある能力も作用していたのであったが、本人を含めそれに気づいた者は、居なかった。
勝利の立役者となったバクゥ部隊の中核を成したバルドフェルド中隊 指揮官 アンドリュー・バルドフェルドは、
後日オレンジとブラックのツートンカラーに乗機を塗装していたことと相まって「砂漠の虎」
とプラントの最高評議会の意を受けた宣伝機関(母体となったのは、プラント有数の広告代理店である。)によって大いに宣伝された。 その後、エジプト州に孤立した地球連合軍の一部は、アレクサンドリアとカイロに無防備都市宣言を出すと海路でユーラシア連邦領 トルコ、ギリシャに撤退した。
以後、ザフト軍は、かつて彼らが、地球連合軍の前に敗戦を喫したビクトリア宇宙基地制圧を目的として南下した。
翌日には、ザフト軍の支援とニュートロンジャマーによる混乱によって北アフリカの主要な地域を制圧したアフリカ共同体は、アフリカ共同体の建国を正式に宣言、オセアニアの大洋州連合に次ぐ地球上二番目の親プラント国家の誕生であった。
C.E 70年 6月2日 この日、人類史上初の月における大規模戦闘が発生した。
ザフト軍は、膠着状態に陥りつつあった月のグリマルディ戦線に決定打を与えるべく、地球連合軍の補給拠点の一つであった宇宙採掘基地 エンデュミニオン・クレーター基地に侵攻を開始した。
ザフト軍は、勝利を確実なものとするため、先の世界樹攻防戦で戦果を挙げ、ネビュラ勲章をプラント最高評議会より授与されたラウ・ル・クルーゼやヒルダ小隊等の精鋭と当時、生産されたばかりであったシグーやまだ試作段階にあったジンの高機動改良型であるジン・ハイマニューバ等の最新鋭機、バルルス改特火重粒子砲等の新兵器を多数投入した。
このバルルス改特火重粒子砲は、宇宙艦艇用の大口径ビームカノンとMS用の予備バッテリーパック
を改造したカートリッジを組み合わせた火器で、破壊力の面では当時、ザフトが保有するMS携行火器では、最も威力のあるものであった。
史上初のMS用ビーム兵器だとプラント側は宣伝していたが、その実態は、バッテリーと砲身の排熱問題で数発しか撃てない上、取り回しの面でも重突撃機銃に比べ大幅に劣っていた。
更に地球や月等有重力下で装備した場合、機動性の低下がみられる等、まだまだ改良すべき点が多々存在していた。
対する地球連合側は、ユーラシア連邦軍を主力とする第3艦隊とプトレマイオス基地より増派された第5艦隊と第6艦隊の残余を含む大西洋連邦の精鋭 第7艦隊で編成されていた。
またニュートロンジャマー下での主力となる機動兵器の面では、一部が世界樹攻防戦と第1次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に参加し、グリマルディ戦線でも
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