夏の選抜 前編
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「これより、いちば模型店・夏の選抜を開催する!今回は単純な一対一のトーナメントバトルじゃ!なお、今大会は予選、本選に分けられておる!本選に出場できるのは十六組のみ!
ちなみに、優勝者には商品と特別ゲストとバトルすることができる!みなの健闘を祈るぞ!! 」
いちば模型店店長、イチヨウさんはド派手に大会ののろしを上げた。
「…………がんばる」
わたしセシリア リートは、こぶしをにぎっていきごむ。
ここまでのけーいをせつめいすると、イチヨウさんがたいかいにとーろくしてくれて、そこでうでだめしをすることになった。
「セーヤはどこかにいっちゃってひとりだけど、みんながんばってる…………わたしも、みんなのちからになれるようになる………」
さきほど引いたくじの紙を見て、番号を確認する。
『 1 』…………つまり一番最初だ。
「一番の方と二番の方!こちらに来てくださーい! 」
てーいんさんによばれて、じぶんがいちばんだともういちどかくにんする。…………わたしだ。
店員の所に駆け寄り、軽い説明を受ける。その後すぐにバトルシステムが作動し、バトルが開始された。
フィールドは平原。そして、相手機体はガンダムエアムスターだ。対してこちらは、ブラウドライツガンダムを使用する。
ブラウドライツガンダムの手首から発生されたライトセイバーと、ガンダムエアムスターのビームサーベルがぶつかり合う。
相手の実力は確かに高く感じたが、それでも普段戦っているレイ達や、イチヨウさんの方が強かった。即座にガンダムエアムスターを斬り伏せ、バトルは終了した。
「ふむ…………やはり、予選は勝ち抜けそうじゃな。しかし、だからといって油断してはならん。なんせ、今回もアヤツが参加しておるからのぅ」
「アヤツ…………? 」
バトルがおわったあと、イチヨーさんがこっそりとわたしにはなしかけ、とーくをゆびさした。…………あのひと…………どこかでみたことあるきがする……。
「そう!ある人物に挑むためだけにこの大会に参加し、三連覇を果たした男!シンドウ アゲハじゃ! 」
イチヨーさんがおーごえでいうと、みんながわたしたちをみてきた。もちろん、シンドー アゲハっていうひとも。
そのひとはわたしたちのほうにきて、わたしをみたあとイチヨーさんにふりかえった。
「イチヨウさん。今回もあの人が来るんだな? 」
「無論じゃ。ところでシンドウ君。今回、お主が最も苦戦するであろう人物を参加させたぞ」
「…………まさか、そこの小さいのか? 」
「むー…………ちいさくない」
「いや、明らかに中学生くらいだ。それに、とても苦戦するような相手に見えない」
「ちいさくない…………! 」
「ほ
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