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真剣で私に恋しなさい!S〜それでも世界は回ってる〜
41部分:第三十七話 決闘とその後
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バイク」
そんなわけで、葉桜先輩を乗せていく事になった。クラウさんにメールで言ったから問題は無いだろう。葉桜先輩を後ろに乗せて俺は学校を出た。その途中、なにやら他の生徒の視線を感じたが、気にしないことにした。
フェンリルを走らせて、九鬼の極東支部へと着く。
「ありがとう。乗せてもらっちゃって」
「いえいえ。これくらい、おやすいご用です」
「あ、そうだ。これ、私の携帯の番号とアドレス。今日のお礼だよ」
という訳で、葉桜先輩とも携帯番号を交換しました。ちなみにここに来たのは、レノから資料を貰うため。
どうやらレノはそれを見ていたみたいで、
「なんでお前はそんなに異性にモテモテなんだよ、と!」
なんて八つ当たりを受けた。反射的に投げたけどな。
というか、そんなにモテてないと思うが……
そんなこんなで一波乱あり、帰る時間は7時を回っていた。少し暗がりの中、俺は川神院へと戻る。その途中、極東支部に向かう一台の車とすれ違う。
「……ん?」
俺は覚えのある気配にフェンリルを止める。だがその気配は本来、この町にはいない人物のもの……
「……気のせいか?」
少し疲れてるのか?と思いながら俺は再びフェンリルを走らせた。
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次回は頑張って燕ちゃんの登場まで行こうと思います。
では、お楽しみに!
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