fate/zero編
間桐家到着
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
聖杯戦争。それは魔術師同士の願望によるための戦い。
唯一の願望器なのである。
玲side
俺達が黒い渦に突っ込んで送られた場所は間桐の家の近く。ここは聖杯戦争の行われている世界だ。
今アイリがあの家を霊体化してどんな人が入っているかを見ようと先に行ったが、遅すぎる。
少なくとも霊体化してマスターや霊体化した物を感知できる英霊は俺達の知る以上いない。
余りにも遅いので俺達は
「あの家は見覚えがある…」
サイドパッシャーをカードで回収した後、俺達は住む場所が無いので間桐の家に住むしかない。
もし、五次ならランサーは別のランサーだし、それこそこの場でライダーに俺たちが現れた数分後に襲うだろう。どのマスターでサーヴァントかは分からないが、もしそうだったら第四次聖杯戦争ではなく第五次聖杯戦争であるかもしれない。原作を知っているからって油断しては駄目だ。俺達にもサーヴァントを持っているため無関係とは言えないし、この世界も油断していると死にかねない場所なのだから。
そして聖杯戦争で例えれば今俺達は敵の拠点にいきなり突入することになるのかもしれないからだ。
なぜなら住むあても場所分からずあるのは間桐家しかない。そこにサーヴァントがいるなら襲ってくるのは間違いない。
ランサーが俺達の前方で構えてサーヴァントとの正面衝突に備えている。
「お、お邪魔しま…」
美香が別荘に入る時につぶやいたが、黒い鎧のした騎士いや…真名で言えばサー・ランスロットが正門から急に出て襲いかかってきた。すぐさまランサーが助けてくれたが、ランサーもバーサーカーの猛攻に防戦一方だった。
「どうやらここは聖杯戦争の行われている世界だな!」
バーサーカーについては英霊の中でも強力なサーヴァントだ。結構有名でもあり、かなり強い。
もしランサーが防いでくれなかったらやられたかもしれない。
出てきたサーヴァントは黒い鎧。
ここで俺は確信した。
「間違いない…ここは第四次聖杯戦争の世界だ…」
アイリside
は〜っ。ここについてこの別荘を巡ってたら全く広いですわね。
「一応あの学校からは使える物は持っていきましたし…それに私の世界にある物までそこにあるとは」
それにあの変異した木が渦の近くにあるとは思わなかったけれども…今思えばあの渦は近くにありましたわね。とりあえず念のために回収してと。それにしても何なのでしょうか?何か緑色に光っているものがあるけど。
間桐家内部
「うわー。ドン引きですわねこれは。」
何この虫の量は?
虫風呂でも作る気ですか?
気持ち悪い。
「雁夜が聖杯を手に入れるとは思えんが、手に入れた聖杯で不死身になればワシは」
「ふーん?不死身になりたいと?」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ