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真剣で私に恋しなさい!S〜それでも世界は回ってる〜
40部分:第三十六話 悠里VS義経
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中で分離してオーガニクスとそれぞれ別の軌道を描いて義経へと襲いかかる。俺はその間にバタフライエッジを両手に構えて義経へ迫る。
ギギギギギ!!
地面に刃をつけながら走るため、剣先からは火花が出ていた。俺は数メートル手前で跳躍すると、空中から義経に切りかかった。
ガギィン!ガギィン!
再び斬り合いになる俺と義経。このバタフライエッジは切断より破砕に特化されており。斬るより重さで相手を叩きつけて攻撃する武器だ。何度か義経と斬り合うと、空中からアポカリプスが飛来してきた。俺は右手のバタフライエッジを頭上に投げると、アポカリプスをキャッチして義経に斬り掛かる。更にもう一本のバタフライエッジを空中に投げて、落ちてきたバタフライエッジをキャッチして再び斬りつける、『変則三刀流』を披露した。
「くっ!」
義経はその動きに対応出来ずに防戦一方になった。俺は再び落ちてきたアポカリプスをキャッチして、違う手にもったバタフライエッジを地面に突き刺して持ち手を足場にして空中に跳ぶ。オーガニクスが飛来してアポカリプスに収まる。更にバタフライエッジを合体させて空中で義経に狙いをつけ、気を纏わせて突進する。義経は僅かに宙に体が浮いてしまい、そこにアポカリプスが振り下ろされる。
「ブレイバー!!」
義経にアポカリプスを叩きつける。義経はガードで防ごうとするがその上からガードごと叩き伏せ、地面には小さな穴ができた。
「ぐあぁぁぁ!!」
義経は攻撃に耐えきれずに地面に叩き伏せられる。俺はその上にアポカリプスを突き付けた。
「……義経の負けだ」
「それまで!勝者、天城悠里!」
鉄爺の声が響くと、周りからは歓声が上がった。
俺はアポカリプスを義経から退けると、肩に担ぐように持った。
「ありがとう天城くん。とてもいい勝負だった」
「こちらこそ。久しぶりにいい戦いができたよ」
「また、相手をしてくれるだろうか?」
「もちろん。待ってるよ、いつでもな」
「ありがとう!」
俺は義経と握手を交わす。その光景を見て、ギャラリーからは歓声と割れんばかりの拍手が巻き起こった。
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キングダムハーツやりすぎて更新が遅れました。モーションとかネタの勉強にいいですね。
今度のサントラも考えておこう。
ではまた次回で
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