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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
24女神にも泣かれて魔族ともします
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PGみたいに非処女中古ヒロインだったらしい。
他の男の冒険者も、数杯飲んだ程度で萎えない内に、眼力が使えるお母さんサッキュバスに術を掛けられ、別室でチューチューされて、良い夢を見てスッキリして帰ってきていた。
「ようカズマ、お前がここの王様だって? えらく出世したなあ? 何しやがった、どれだけ儲かった?」
「え? 新人のサッキュバスちゃんアクアから助けて、裁判所からも逃してもらってお礼したら何かこうなって、お婆さんのサッキュバスに、ここに来るように言われて…… はは、報酬とかまだ貰ってないや」
グダグダな説明だったが、サッキュバスちゃん人形を500万人ほど貰って、親衛隊も10人以上。所有者なのだから、全財産はカズマの物になったはずだが、正式には何も聞いていない。
「上手くやりやがったな、俺にもちょっと回せや」
「ああ、サッキュバス10万人ぐらい引き取ってくれたら嬉しいなあ、巣ごと一つ頼むよ、アハハハハ」
「よせやい、調子の良いこと言ってんじゃねえよ、ハッハッハッ」
法螺話だと信じてもらえず、自分が今、500万人の未出産処女サッキュバスの所有者になってしまい、BBAや族長からも「伝承の黒ジャージの男」として崇拝されているのも、この世界の人間は信じてくれそうに無かった。
「おお、カズマ様、我らをお救いくださり、ありがとうございました」
爆裂から逃れたのか、本陣だけは話し合いの為に残されたのか、囚われていたお婆さんサッキュバスが案内されてきて、カズマの前に跪いた。
「あ、お婆さん、一応お役目は果たしてるんですけど、全員と衛星通信できないと所有者が決まらないらしくて、全員一括の開放が出来ずに、一人一人になってしまって…」
お婆さんにも「通信衛星」とかの概念を説明する方法が無くてグダグダになるが、土下座しそうな勢いなのを手を取って起こし、立ってもらった。
その上「サッキュバスとインキュバスは、産児調整のための人造人間で、クズや低能の遺伝子を消すためや、駄目なメスブタを不妊処理する優生学の産物」とは説明できずに口ごもった。
御剣には即バレするので、黙っているように説明してから話した。日本人なので通信衛星も遺伝子操作もすぐ理解してくれた。
「ああ、これで十分で御座います、カズマ様に抱かれた女だけでも人間に成れるとは、どれほど感謝して良いやら……」
また泣いて跪いて土下座体制に入ろうとするお婆さんを立たせるが、それを聞いた人物が近寄って来て話しかけられた。
族長も聞かせようとしていなかった人物だったのに、目が見えないお婆さんは、感激して人前で話してしまった。
「ほう、その話、詳しく聞かせてくれんか? カズマ殿」
今回の魔族指揮官、どこかの魔族幹部の娘、レッドドラゴンの搭乗者に聞かれてしまった。
(ヤベ〜〜)
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