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機動戦士ガンダム SEED C.E71 連合兵戦記(仮)
間章 6話 地球が凍結した日
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で混乱は少なかった。

地球全土を打ちのめしたこの事件は、地球上の反コーディネイター、反プラント感情を爆発的に高めることとなった。

このエープリルフール・クライシスで、数億〜10億もの人命が失われたと予測されたが正確な犠牲者の推計は不可能であった。

更に地球連合加盟国がプラントとの戦争遂行を優先したこともあって被害は大戦中を通して拡大を続け、地球住民の多くは、エネルギー事情の回復のめどが立つまで苦しめられ続けることとなった。


地球連合加盟国がプラントとの戦争遂行を優先したこともあって被害は大戦中を通して拡大を続け、
地球住民の多くは、エネルギー事情の回復のめどが立つまで苦しめられ続けることとなった。

エープリルフール・クライシスで混乱状態の地球に月と一部の宙域以外の宇宙を制圧したザフト軍は
地球侵攻作戦を開始した。

国内や隣国の混乱状態を収拾するのに少なからざる数の軍を割いていた地球連合は、宇宙艦隊が世界樹攻防戦の被害から戦力回復する為に艦隊保全主義(フリート・イン・ビーイング)を取っていたもあって降下を阻止出来なかった。

C.E 70年 4月2日 

昨日のニュートロンジャマー投下による混乱の最中にザフト軍は、軌道上から地球唯一の親プラント国家であった大洋州連合領 オーストラリア大陸 カーペンタリア湾に基地を設営する為、基地施設を分割降下させ、同時に組み立ての為の工兵部隊を含むザフト軍を降下させた。

事前に大西洋連合内のスパイより、情報を得ていた地球連合軍は、エープリルフール・クライシスの混乱の中でハワイ基地より太平洋艦隊をカーペンタリア湾に派遣、基地建設の阻止を図った。

太平洋艦隊の航空部隊に対し、ザフト軍は、空戦モビルスーツ ディンを投入、誘導兵器を封じられた地球連合軍側航空兵力は、宇宙空間でのモビルアーマー部隊と同様に壊滅した。

更に航空機の傘を失った太平洋艦隊にグゥルを装備したD型装備のジンを含む艦攻部隊が強襲、
ギリシャ神話の女神の持つ鉄壁の盾の名を冠するイージス艦のイージスシステムもニュートロンジャマーによる
電波障害下では、本来の性能を発揮できず、太平洋艦隊は、射撃演習の的に成り果てた。

数時間で太平洋艦隊は、戦力の8割を喪失して退却した。
こうしてカーペンタリア制圧戦は、NJ下の戦場に適応したザフト軍の勝利に終わったのであった。

その後、カーペンタリア基地は、モビルスーツを作業用に転用したことも相まって翌月の20日に
完成、地球上におけるザフト軍の最大の基地として機能することとなる。

C.E 70年4月10日 

珊瑚海 旧西暦時代、史上初の空母機動部隊同士の海戦が行われたこの海域で、大洋州連合領ポートモレスビ
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